BeagleBone Blackの設定(OS非依存)

BeagleBone Blackを開発するにあたって、OS非依存の設定などがあるので、以下にまとめます。

・OSのインストール
・USBのWifiドングルを使ったネットワークの接続
・IOなどのIFを使う方法

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・USBのWifiドングルを使ったネットワークの接続

まず手持ちのWifiドングルをUSBポートに接続します。

LinuxOSで、Wifiドングルを使用する際、4つのレベルがあります。

①USBに挿しただけで認識される
②色々設定を修正すれば認識される
③windows用のドライバをlinuxで使えるようにする
④デバイスドライバを自分で書く

①以外は面倒なので、挿しただけで認識されるものを使うのがベストだと思います。
以下のUSB-Wifiドングルは挿しただけで認識されました。参考になれば幸いです。

http://buffalo.jp/product/wireless-lan/client/wli-uc-gnm2/
http://www.planex.co.jp/product/wireless/gw-usvalue-ez/
では、認識されたかの確認方法ですが、

 $ lsusb

でUSBポートに挿されているデバイスの一覧が表示されます。

また、無線LANの設定を確認する際には

 $ iwconfig

で表示されます。

wifiドライバ認識1.jpg

これはDebianで実行しました。
まだ何も設定していないので、SSIDもアクセスポイントも何も無いと思います。

それでは、実際に無線LANの設定を行っていきます。

 $ sudo vi /etc/network/interfaces

を実行すると、LANの設定が出てきます。
エディタは好きなものを使ってください。
以下の設定を直します。

 auto wlan0
 iface wlan0 inet dhcp
    wpa-ssid "接続先のSSIDの名前"
    wpa-psk "パスワード"

最後にwlanを有効にします。

 $ sudo ifup wlan0

ただし、WPA2で接続の確認は取れましたが、WEP方式だとうまくいきませんでした。 wpasupplicantを導入するのも手でしょう。