洞窟での測量は,地理学や地質学的な観点から重要なタスクの一つであり,センサ技術を利用したデジタル化が望まれている一分野である.特に,3 次元距離計測は洞窟内の地図構築や洞窟の形状把握が可能となるため,小型化された計測システムと解析技術の発展が望まれている.そこで,本研究では洞窟内の測量を実現するための計測機器を開発し,RT コンポーネント(RTC)により計測システムを構築することで,容易に洞窟内での計測が可能となるシステム化の有効性を示すコンポーネント群である.
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国立大学法人 大阪大学 大学院基礎工学研究科 k-oohara@arai-lab.sys.es.osaka-u.ac.jp 〒560-8531 大阪府豊中市待兼山町1-3 Tel: 06-6850-6368, Fax: 06-6850-6341
本システムは、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) 次世代ロボット知能化技術開発プロジェクト(HIRO加速案件)の一環として 開発されたことを記し、ここに感謝の意を表する。
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筑波大学 大学院システム情報工学研究科 aiyama@esys.tsukuba.ac.jp 〒305-8573 茨城県つくば市天王台1-1-1 Tel: 090-3540-5795 FAX: 029-853-6471(専攻事務室)
地図上でのナビゲーションについて、比較的広範囲なものと狭い範囲のものに分けて開発を行った。広範囲なものとしては、「GoogleMap」と連携しあらかじめ定めておいた経由点を表示するとともに、速度制約領域と呼ばれる領域の入力を可能にした。狭い範囲での走行についてはロボットから送られてくるLRFデータを表示し、その地図上で目的地点と経由点を入力することができる。さらに、狭い範囲での走行については、地図を見ながらロボットに進ませたい方向にiPhoneを傾けることでロボットの目標速度を出力できるようにした。
Point Cloud Libraryのコンポーネントラッパー群です。ポイントクラウドの生成、処理及び表示をするコンポーネントを提供します。簡単に新しいポイントクラウド処理コンポーネントを作るためのベースクラスも含めています。他のコンポーネントでポイントクラウドのデータ型を使うために、データ型もIDLをライブラリとして提供します。
モーションエディタ/シミュレータ
動力学シミュレータ
統合開発プラットフォーム
産総研が提供するRTC集
東京オープンソースロボティクス協会
ネットワーク分散環境でデータ収集用ソフトウェアを容易に構築するためのソフトウェア・フレームワーク
Lidarを用いた洞窟3次元測量システムのRTコンポーネント開発
目的
洞窟での測量は,地理学や地質学的な観点から重要なタスクの一つであり,センサ技術を利用したデジタル化が望まれている一分野である.特に,3 次元距離計測は洞窟内の地図構築や洞窟の形状把握が可能となるため,小型化された計測システムと解析技術の発展が望まれている.そこで,本研究では洞窟内の測量を実現するための計測機器を開発し,RT コンポーネント(RTC)により計測システムを構築することで,容易に洞窟内での計測が可能となるシステム化の有効性を示すコンポーネント群である.