[openrtm-users 01534] Re: データポートコールバックに関する質問

二宮恒樹 tnninomi @ fsi.co.jp
2011年 1月 13日 (木) 10:48:56 JST


原様、栗原様

お世話になっております。富士ソフトの二宮です。

丁寧なご説明、ありがとうございました。仕組みを理解できました。

仕様につきましては、特に対応はせず、現状のままで問題ないかと思います。

原様の仰るとおり「ON_RECIEVEDを使いたい場合には、push型の接続を使う」
ということで、目的に応じてコネクタの属性を使い分ければ良く、各々の特性を
理解するにあたり今回質問させていただいた次第です。

以上です。

2011年1月13日9:04 原 功 <isao-hara @ aist.go.jp>:
> 皆様:
>
> 産総研の原です。
>
> On 2011/01/13, at 0:13, kurihara shinji wrote:
>>
>>> pull型でも送信側としては送り出したデータが相手に到達したのか?は知りたい
>>> ケースがあるかと思います。
>> OutPort側のget()がreturnする直前でON_RECEIVEDをコールするように変更する事は
>> 可能ですが、この場合、「InPortへのデータ送信が完了したという保証はできない」
>> といった条件がつきます。
>> これでもよろしければ、pull型の接続でもOutPort側でON_RECEIVEDコールバックを
>> コールするように変更致します。
>> タイミング的には、 ON_BUFFER_READ→ON_SEND->ON_RECEIVED(ON_SENDの直後)となりま
>> す。
>>
>> この件に関しまして、皆様のご意見をいただければと存じます。
>
>
> この件ですが、get()がreturnする直前では、厳密には、データを送信していません。
> ON_SENDの前になるはずです。上記のような実装だと、ON_SEND=ON_RECEIVEDと
> なると思います。
> 現在の実装では、pull型であれば、ON_RECEIVEDをコールすることは、厳密には難しいと思いますので、
> ON_RECIEVEDを使いたい場合には、push型の接続を使うのではないでしょうか。
>
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> 産業技術総合研究所   知能システム研究部門 インタラクションモデリングG
> 主任研究員 原  功 <Isao-Hara @ aist.go.jp>
> Isao HARA, Senior Researcher, ISRI, ,AIST,Japan
> TEL: +81-29-861-5973       FAX: +81-29-862-6631
>

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二宮 恒樹(Tsuneki Ninomiya)
富士ソフト株式会社 ロボット事業推進部 R&D室
E-mail :tnninomi @ fsi.co.jp
Tel/Fax:03-3256-6353
(RTC再利用技術研究センター)
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