[openrtm-users 02770] Re: RTCのテストについて

Yasuaki Odagiri odagiri @ sec.co.jp
2013年 3月 26日 (火) 13:43:19 JST


岡田様

お世話になっております。
セック 小田桐です。

どのようなレベルのテストを行うかによって、アプローチは
異なってくるかと思います。

> http://www.sec.co.jp/news/doc/20110526_1A1-H15.pdf
上記では、クラスや関数単位のテスト(ユニットテスト)を
主なターゲットとしています。
このレベルのテストでは、一般的なソフトウェア開発で利用されている
テスティングフレームワーク(JUnit、CppUnitなど)をベースにすると
良いと思います。
この場合に、ポート間通信が絡むとテストが書きにくいため、
ポート通信部分とテスト対象のコアロジックとの関係を切り離す
フレームワークを上記論文で提案しています。

上記論文で提案した時点では、フレームワークはC++実装でしたが、
RTC開発の容易性や可読性の向上という観点も取り入れて、
Pythonに移行し、下記で公開しております。
http://www.sec.co.jp/robot/download_rtm.html#ref-pyrtseam-download

下記の発表も行いました。
http://www.sec.co.jp/news/doc/20110912_3B1-2.pdf


ユニットテストレベルではなく、RTC全体に対する結合テストを行う場合は、
弊社開発物ばかりで恐縮ですが、下記で公開しているRTCデバッガも
利用できるかもしれません。
http://www.sec.co.jp/robot/download_tool.html

本ツールは、"デバッガ"という名称がついていますが、起動中のRTCのポートに
対して、データ入出力などの各種操作が可能ですので、RTCに対する
テストツールとしての側面もあります。

以上、よろしくお願いいたします。

On Tue, 26 Mar 2013 10:40:57 +0900
Kei Okada <k-okada @ jsk.t.u-tokyo.ac.jp> wrote:

> 岡田です.
> 
> RTコンポーネントのテストプログラムを書きたいと思っているのですが,
> 参考になるような情報や実例をお持ちのかたがいらっしゃいましたら
> ご教示いただけると助かります.
> 
> モチベーションは以下の論文と全く同一ですが,このライブラリは
> 現在サポートされていたりするのでしょうか.
> http://www.sec.co.jp/news/doc/20110526_1A1-H15.pdf
> _______________________________________________
> openrtm-users mailing list
> openrtm-users @ openrtm.org
> http://www.openrtm.org/mailman/listinfo/openrtm-users

-----------------------------------------------------------
 株式会社セック 開発本部 第一開発部
   〒158-0097 東京都世田谷区用賀4-10-1 世田谷ビジネススクエア
   TEL: 03-5491-4401    FAX : 03-5491-4771
   URL: http://www.sec.co.jp

 小田桐 康暁 (Yasuaki ODAGIRI)
   E-Mail: odagiri @ sec.co.jp
-----------------------------------------------------------



More information about the openrtm-users mailing list