openrtm.org では Windows 用の msi (Microsoft Windows インストーラー)パッケージを提供しています。 msi パッケージを利用することで、RTSystemEditor といったツールも同時にインストールすることができます。
openrtm.org のダウンロードサイトから、msi パッケージをダウンロードします。msi パッケージには、必要な RTSystemEditor といったツールは含まれていますが、JDK は予めインストールしておく必要があります。
1.1.2 版からは一つの Windows 用インストーラーに3言語(C++、Java、Python)+ツール(Eclipse+rtshell)すべてが同梱されています。古いバージョンは予めアンインストールすることをお勧めします。 また、ダウンロードサイトでの赤字表記の注意書きをご覧ください。
OpenRTM-aist-Java-1.1.2の動作には JDK8 を推奨しています。
ダウンロードしたファイルを実行するとインストールが開始されます。途中、使用許諾やインストール先などを聞かれますので、お使いの環境に合わせて設定してください。 下記のインストール説明画像は JDK7 のものです。
[次へ] ボタンをクリックします。
[次へ] ボタンをクリックします。
[次へ] ボタンをクリックします。
[閉じる] ボタンをクリックします。
コマンド プロンプト画面を表示( [スタート] > [プログラム] > [アクセサリ] > [コマンド プロンプト] )し、
>java -version
と入力します。インストールした Java のバージョンが表示されればインストールは完了です。
手順については、OpenRTM-aistを10分で始めよう! のページをご覧ください。
インストーラーは以下の作業を行います。
RTM_BASE=C:\Program Files (x86)\OpenRTM-aist\ RTM_ROOT=C:\Program Files (x86)\OpenRTM-aist\1.1.2\ RTM_VC_VERSION=vc12 RTM_JAVA_ROOT=C:\Program Files (x86)\OpenRTM-aist\1.1.2\ OMNI_ROOT=C:\Program Files (x86)\OpenRTM-aist\1.1.2\omniORB\4.2.1_vc12\ OpenCV_DIR=C:\Program Files (x86)\OpenRTM-aist\1.1.2\OpenCV2.4.11\ OpenRTM_DIR=C:\Program Files (x86)\OpenRTM-aist\1.1.2\cmake\
C:\Program Files (x86)\OpenRTM-aist\1.1.2\bin\vc12\ C:\Program Files (x86)\OpenRTM-aist\1.1.2\omniORB\4.2.1_vc12\bin\x86_win32\ C:\Program Files (x86)\OpenRTM-aist\1.1.2\OpenCV2.4.11\x86\vc12\bin\
インストール環境の設定を確認するスクリプトを提供しています。スクリプトの使い方、確認できる内容について下記ページで解説しています。
ファイルは以下のような構造でインストールされます。
上記のインストール環境の設定を確認するスクリプトを実行すると、tree コマンドによる OpenRTM-aist ディレクトリー構造をログファイルに保存しますので、詳細を確認することができます。
<install_dir> + OpenRTM-aist + 1.x.x :旧バージョンのランタイム + <version> + bin: dll, lib, 各種コマンド + cmake: OpenRTMConfig.cmake + coil: coil ヘッダファイル + Components + CXX: + Examples: C++ サンプルコンポーネント + OpenCV: OpenCV のC++ サンプルコンポーネント + Java: Java サンプルコンポーネント + Python: Python サンプルコンポーネント + etc: rtc.confサンプル + ext: ComponentObserverConsumer + jar: OpenRTM-aist と必要な jar ファイル + jre: OpenJDK JRE + omniORB + OpenCV + rtm: OpenRTM-aist ヘッダファイル + idl: OpenRTM-aist IDLファイル + util + OpenRTP: + RTSystemEditor: + rtc-template: