各種設定

ここでは RTCBuilder の各種設定について説明します。 RTCBuilder の設定画面は、画面上部メニューの[ウィンドウ]-[設定....]を選択して表示される「設定」画面から「 RTCBuilder 」を選択すると表示されます。

fig7-1SettingRTCBuilder2_ja.png

データ型

Data PortおよびConfigurationパラメータで設定するデータ型を定義したIDLファイルの位置を設定することができます。 IDL格納ディレクトリを新規に追加する場合は、「Add」ボタンをクリックしてください。また、「Delete」ボタンをクリックすると、選択中のIDL格納ディレクトリを削除することができます。 IDL格納ディレクトリの実際の位置は、「IDL File Directories」欄内をクリックして表示されるディレクトリ選択画面にて選択してください。

fig7-1SettingRTCBuilder1_ja.png
RTCBuilder設定画面


コード生成

RTC プロファイルエディタの基本プロファイル入力ページおよびコンフィギュレーション・プロファイル入力ページにて新規エディタ表示時、新規項目追加時にデフォルトで設定される内容を設定することができます。

fig7-2SettingGenerateCode_ja.png
コード生成設定画面


なお、この設定画面中のデフォルト設定(「デフォルトの復元」ボタンをクリックした際に設定される内容)は以下のとおりです。

コード生成設定画面 デフォルト値

項目 デフォルト値
Basic
Component name ModuleName
Description ModuleDescription
Version 1.0.0
Vendor VendorName
Category Category
Component Type STATIC
Component’s activity type PERIODIC
Max. Instances 1
Component kind DataFlowComponent
Execution type PeriodicExecutionContext
Execution rate 1.0
Configuration
Name conf_name
Type conf_type
Variable Name conf_varname
Default Value conf_default
Constraint conf_constraint
Unit

Port

RTC プロファイルエディタのデータポート・プロファイル入力ページおよびサービスポート・プロファイル入力ページにて新規項目を追加した際にデフォルトで設定される内容を設定することができます。

fig7-3SettingPort_ja.png
Port設定画面


なお、この設定画面中のデフォルト設定(「デフォルトの復元」ボタンをクリックした際に設定される内容)は以下のとおりです。

Port設定画面 デフォルト値

項目 デフォルト値
Data Port
DataPort Name dp_name
DataPort Type dp_type
DataPort Variable Name dp_vname
DataPort Constraint dp_constraint
DataPort Unit
Service Port
ServicePort Name sv_name
Service Interface
Interface Name if_name
Instance Name if_instance
Variable Name if_varname

Configuration

RTC プロファイルエディタのコンフィギュレーション・プロファイル入力ページのシステム・コンフィギュレーション情報に表示される項目を設定することができます。

fig7-4SettingConfig_ja.png
Configuration設定画面


なお、この設定画面中のデフォルト設定(「デフォルトの復元」ボタンをクリックした際に設定される内容)は以下のとおりです。

Configuration 設定画面 デフォルト値

項目 デフォルト値
exec_cxt.periodic.type PeriodicExecutionContext
exec_cxt.periodic.rate 1000
exec_cxt.evdriven.type EventDrivenExecutionContext

Export

RT コンポーネントのパッケージング機能の各アーカイブ形式に含めるファイルを設定することができます。

fig7-4SettingExport_ja.png
Export設定画面


設定画面はアーカイブ形式ごとのセクション(Source Export,Binary Export,Source+Binary Export)に分かれています。また、各セクションは拡張子指定部と、ファイル名指定部から構成されています。

fig7-5SettingExport_ja.png
Export設定画面(セクション)


拡張子指定部では、各アーカイブ形式に含めるファイルの拡張子を設定することができます。「タイプの選択」ボタンをクリックすると、以下のようなタイプ選択画面が表示されますので、アーカイブに含めたいファイルタイプを選択してください。

fig7-6Select_ja.png
※ファイル拡張子リストには登録済みの拡張子のみ表示されます。リスト内に存在しないファイルを選択したい場合は、画面下部の「他の拡張子」欄に該当する拡張子を「,」区切りで入力してください。


拡張子選択画面


ファイル設定部ではアーカイブに含めるファイル名を設定することができます。「ファイル名」リスト下部の「 Add 」ボタンをクリックすると新しい行が追加されますので、アーカイブに含めたいファイル名を直接入力してください。また、「 Delete 」ボタンをクリックすると、選択している行を削除することができます。 上図の Export設定画面(セクション)の例では、アーカイブ方式として「 Source+Binary 」を選択した際に、拡張子が「 cpp 」「 h」 であるファイルと、ファイル名が「 Makefile 」「 README 」であるファイルをアーカイブに含める設定となります。 なお、この設定画面中のデフォルト設定(「デフォルトの復元」ボタンをクリックした際に設定される内容)は以下のとおりです。

Export設定画面 デフォルト値

項目 デフォルト値
Source Export
拡張子 conf,cpp,h,vcproj,java,xml,py
ファイル名 Makefile,README
Binary Export
拡張子 conf,exe,class,py
ファイル名 README
Source+Binary Export
拡張子 conf,cpp,h,vcproj,java,xml,py,exe,class
ファイル名 Makefile,README

Build View

Build View 内に表示されるアイコンの色情報を設定することができます。

fig7-7SettingBuildView_ja.png
Build View設定画面


それぞれの色設定ボタンにより、コンポーネント本体、DataInPort、DataOutPort、ServicePort、ServiceInterface の色設定を変更することが可能です。

Document

各アクティビティの有効無効属性(ON/OFF)を設定することができます。

fig7-8SettingDocument_ja.png
Document設定画面

ダウンロード

最新バージョン : 2.0.1-RELESE

統計

Webサイト統計
ユーザ数:2160
プロジェクト統計
RTコンポーネント307
RTミドルウエア35
ツール22
文書・仕様書2

Choreonoid

モーションエディタ/シミュレータ

OpenHRP3

動力学シミュレータ

OpenRTP

統合開発プラットフォーム

産総研RTC集

産総研が提供するRTC集

TORK

東京オープンソースロボティクス協会

DAQ-Middleware

ネットワーク分散環境でデータ収集用ソフトウェアを容易に構築するためのソフトウェア・フレームワーク