モーションキャプチャデバイスを利用可能にする RSNP Gateway RTCの開発

モーションキャプチャデバイスを利用可能にする RSNP Gateway RTCの開発

投稿者: 
a1148sh
モーションキャプチャデバイスを利用可能にする RSNP Gateway RTCの開発

概要

RTCをインターネットに公開するためのRSNP Gateway RTCを当研究室で昨年開発したが、1.AR(Argument Reality)サービス以外への展開、2.ARサービス以外に適用する際の通信速度向上及び、3.Visionモジュール以外での接続を課題としている。適用範囲を拡大するための解決方法として、KinectをRSNP Gateway RTCに接続するKinectRTCに着目、ジェスチャーを使ったオンラインドキュメントサービス(手の位置情報を用いて複数人同時の編集を可能にするサービス)の考案を試みた。また、配信型通信方式の実装により、ストレスを感じさせない通信速度を確保し、通信速度の向上を試みた。さらに、公開済のKinectRTCにおける座標の取得範囲が全身をカバーするものであり、手の座標取得が安定しないこと、手のモーション入力が実装されていないため 、RSNP Gateway RTCに接続する新たなKinectRTC開発を試みた。 これにより、全身および腕によるモーションでの入力インターフェースを増やし、これまでターゲットにならなかったユーザ層及び、新規分野へアプローチを試みた。

特徴

  • KinectRTC入力部の拡張
  • 同時複数のモーションデータ取得
  • サービスに適した通信機能と高速化

仕様

  • 言語:Java C++
  • OS:Linux(CentOS 6.3),Windows7

コンポーネント

  • RSNPGatewayRTC:RTコンポーネントをインターネットに公開する
  • KinectRTC:腕のモーションを取得する

ダウンロード

ライセンス

以下のソースコード及びライブラリを除く著作物については 産業技術大学院大学 成田研究室に帰属します。
  • RSNPライブラリ v2.3
  • OpenNI 1.5.4
  • SensorKinect 5.1.2.1
  • NITE 1.5.2.21
  • mxGraph 1.10.1.4
問合先(メールアドレス): 
a1148sh@aiit.ac.jp
Resources
Project Information
OS: 
Windows
Linux
言語: 
C++
Java
OpenRTM ver.: 
1.0
1.1
Average: 
4.75
Average: 4.8 (4 votes)
最終更新日時: 
火, 2013-01-01 18:51

コメント

投稿者: 

OpenRTM-aistのバージョンについて質問です。

栗原と申します。

上記のソフトウエア構成図にはOpenRTM-aist-1.0.0と記載されてますが、 manual.pdfには"RTミドルウェア:OpenRTM-aist-1.1.0"と記載されてました。

OpenRTM-aistはC++版とJava版が使用されていると思いますが、それぞれ のバージョンをご教示くださいますよう、お願い致します。

投稿者: 

栗原様

産業技術大学院大学の部家です。

返答遅くなり申し訳ありません。 C++はバージョン1.1.0をJavaはバージョン1.0.0を使用しています。

宜しくお願いいたします。

ダウンロード

最新バージョン : 2.0.1-RELESE

統計

Webサイト統計
ユーザ数:2160
プロジェクト統計
RTコンポーネント307
RTミドルウエア35
ツール22
文書・仕様書2

Choreonoid

モーションエディタ/シミュレータ

OpenHRP3

動力学シミュレータ

OpenRTP

統合開発プラットフォーム

産総研RTC集

産総研が提供するRTC集

TORK

東京オープンソースロボティクス協会

DAQ-Middleware

ネットワーク分散環境でデータ収集用ソフトウェアを容易に構築するためのソフトウェア・フレームワーク