以下は今回のコンテストの感想、苦労話、改善提案です。 ・今回のコンテストの感想 個人的にはRTミドルウェアでプログラミングをするのは初めてで、もっと難しいものかと思っていたのですが、わかりやすく簡単にプログラミングができるようになっていて驚きでした。 特にネットワークプログラミングが不要というのはかなり楽でした。 ただ、時間があまりなく、十分に試せなかったことがあったのが心残りでした。 ・苦労した点 今回のコンテストで一番苦労したのは開発環境の構築です。 なかなかうまくいかず、RTCLinkをeclipseで起動させるところまでにかなりの時間がかかってしまいました。 その後もfloat型のデータがコンポーネント間でやり取りできないというバグに悩まされ(結果的にはomniORBのバグだったのですが)、様々なパッケージのインストール・アップデートを繰り返しました。 ・改善提案 OpenRTM-aistのプログラミングについての情報が少ないというのが大きな問題のように思いました。 例えば、rtc-templateのComponent TypeやActivity Typeは何にすれば良いのか、違いは何なのかなど、ホームページの資料を見ても良くわからない点がいくつかありました。 エラー処理の方法などもまだ明文化されてないので、試行錯誤は多かったです。