[openrtm-users 00691] Re: RTCProfileのver0.1仕様書

Takashi Suehiro t.suehiro @ aist.go.jp
2008年 12月 15日 (月) 14:43:40 JST


安藤様、

末廣です。少し考えてみました。

Takashi Suehiro さんは書きました:
> 
> 私もいろいろ経験があるのでRTCBuilderとして
> この情報が必要なのは分かります。
> でもこれはRTCBuilder側に記述されるべき取り決めであって
> RTC仕様記述方式で定めるものには見えないのですが
> いかがでしょうか。

RTCの仕様記述を類別すると以下のようなものになると考えています。

1. 外部から使うための記述
1-1 基本(PIM、アプリ非依存)
1-2 拡張1(PSM、OpenRTM拡張、アプリ非依存)
1-3 拡張2(アプリ依存)
  たとえば、RTSystemEditorとかRTSpaceMonitor(今はないけど)、
  RT作業プログラムシステム(今はないけど)、など

2. 実装のための記述
2-1 実装ツール非依存、アプリ非依存
  1-1、1-2
2-2 実装ツール非依存、アプリ依存
  1-3(RTSystemEditorでのPortの表示位置など)のように
  アプリ依存だが実装非依存なもの
2-3 実装ツール依存
  DataPortの変数名など
  
1-1、1-2(2-1)はOpenRTMにおけるRTC仕様記述として
まとめても良いと思います。(これが改め基本かな)

1-3(2-2)はアプリ用ですので、たとえばRTSystemEditorにおける
RTC記述として限定するべきでしょう。RTC仕様記述方式として
一般的に定めるのは疑問が残ります。
(これを拡張と呼ぶなら、いろいろなアプリに拡張できるような
メタな決め方にしておく必要があるのではないでしょうか)

2-3はどうでしょうか?完全にOpenRTM-aist(C++版)とRTCBuilderに
依存することになります。
DataPortの変数名のようなものを標準的に含めようとするならば
その前にRTCの実装側およびプロキシ側の言語マッピングを
定める必要があると思います。

現状のver0.1仕様書では上記のような区別が不十分に
見えますがいかがでしょうか。
-- 
Takashi Suehiro, Principal Research Scientist, Intelligent Systems
Research Institute, AIST
Tel: +81-29-861-5964 Fax: +81-29-861-5989 E-mail: t.suehiro @ aist.go.jp
1-1-1 Umezono, Tsukuba, Ibaraki 3058568, Japan




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