[openrtm-users 00769] Re: debian4.0にてTimedDouble型などの通信ができない問題について

Tsutomu Watanabe watanabe @ ms.esys.tsukuba.ac.jp
2009年 3月 24日 (火) 16:54:57 JST


栗原様

筑波大学の渡部です.

非常にわかりやすい手順まで教えてくださり,ありがとうございました.
教えていただいた方法で,Double型のデータ通信に成功しました.

やはり古いOmniのライブラリが使用されていたことが問題だったようです.



kurihara shinji さんは書きました:
> 渡部 様
>
> 産総研 栗原です。
>
> おそらく、「一括インストール・スクリプト」でインストール
> された方のomniORBやOpenRTMのライブラリが使用されているか
> らだと思います。
>
> ※ ソース展開後の"./configure"にオプションを指定しない場合
>    デフォルトでは、/usr/local/以下にインストールされます。
>    「一括インストール・スクリプト」でのインストールでは、
>    /usr/以下にインストールされ、こちらが優先的に使用されます。
>
> よって、まず、「一括インストール・スクリプト」にてインス
> トールされたomniORB、OpenRTMをアンインストール後、omniORB
> 、OpenRTMをソースからインストールする事をお勧めします。
>
>
> 手順としましては、
>
>  1. 「一括インストール・スクリプト」でインストールされた
>      omniORB,OpenRTMをアンインストールする。
>
>     ※ 以下、"$"マークの行がコマンド入力です。
>
>     (1) omniorb関連のアンインストール
>     
>        $ dpkg -l | grep omni
>        ii  libomniorb4c2         4.0.6-2.1  omniORB4 - CORBA ORB - libomniorb4
>        ii  libomnithread3c2      4.0.6-2.1  omniORB4 - CORBA ORB - libomnithread3
>        rc  omniorb4-nameserver   4.0.6-2.1  omniORB4 - CORBA ORB - nameserver
>
>        $ sudo dpkg -r omniorb4-nameserver libomnithread3c2 libomniorb4c2
>
>     (2) OpenRTM-aistのアンインストール
>
>        $ dpkg -l | grep openrtm
>        ii  openrtm-aist          0.4.2-1   OpenRTM-aist, RT-Middleware distributed by A
>        ii  openrtm-aist-dev      0.4.2-1   OpenRTM-aist headers for development
>        ii  openrtm-aist-example  0.4.2-1   OpenRTM-aist examples
>
>        $ sudo dpkg -r openrtm-aist-example openrtm-aist-dev openrtm-aist
>
>  2. omniORB, OpenRTM-aistをソースからインストールする。
>
>     (1) パッケージの展開
>        $ tar xvzf <パッケージ名>
>
>     (2) configure, make, make install
>        $ cd <パッケージ展開ディレクトリ>
>        $ ./configure --prefix=/usr
>        $ make
>        $ sudo make install
>     
>
> 以上、宣しくお願い致します。
>
>
>
>
> On Wed, 18 Mar 2009 20:05:15 +0900
> Tsutomu Watanabe <watanabe @ ms.esys.tsukuba.ac.jp> wrote:
>
>   
>> 安藤様
>>
>> 筑波大学の渡部です.
>>
>> ご回答ありがとうございます.
>> omniORB4.0.7 のソースを拾ってきておっしゃる手順で
>> omni, OpenRTM のインストールを行いましたが,
>>
>> grep PACKAGE_VERSION /usr/include/omniORB4/*
>>
>> の結果は変わらず,やはりTimedDouble型のデータは通信できませんでした.
>>
>> こちらは全くの素人でlinux系の定石などはまったくわかっていない状態なので
>> すが,
>> 以下の手順以外にもなにかやるべきことがあるのでしょうか.
>>
>>
>> Ando Noriaki wrote:
>>     
>>> 渡部様
>>>
>>> 安藤です
>>>
>>>   
>>>       
>>>> 安藤様,齋藤様
>>>>
>>>> 筑波大学の渡部です.
>>>>
>>>> ご回答ありがとうございました.
>>>>     
>>>>         
>>>>> ・omniORB(もちろん4.0.7以上)をソースからコンパイルする
>>>>>       
>>>>>           
>>>> をためしてみたいと思います.
>>>>
>>>> 「ソースからコンパイル」などやったことがないのですが,
>>>> 手探りで進めてみます.
>>>>     
>>>>         
>>> お分かりかと思いますが、omniORBのバージョンが違いますので、
>>> OpenRTMもソースからコンパイルしてください。念のため。
>>>
>>> omniORBもOpenRTMも
>>> $ ソースを展開 ; cd 展開ディレクトリ
>>> $ ./configure
>>> $ make
>>> $ su
>>> # make install
>>> でインストールできると思います。
>>>
>>>   
>>>       
>>     
>
>
>   


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筑波大学大学院 システム情報工学研究科
知能機能システム専攻 相山研究室
渡部 努
研究室Tel: 029−853−6174
 (内線: 6174)
Email: watanabe @ ms.esys.tsukuba.ac.jp





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