[openrtm-users 02628] Re: 1.0で作成されたRTCを1.1環境で動作させるときの問題について

Ando Noriaki n-ando @ aist.go.jp
2012年 8月 8日 (水) 15:28:04 JST


安藤です

大原先生の指摘として、1.0用のRTCのバイナリだけ持ってきて
とりあえず動かしたいということなんでしょう。

でなければ、単純に1.0と1.1をインストールすればいいわけなので。
でもそうすると、環境変数の設定をちゃんと理解してないとハマるので、
開発は新しい方だけでやる、という事にしたいのでしょう。それも理解できます。

一方、菅さんの言うようにrtcdも必要なのはそのとおりですね。
なので、古いOpenRTMは、

- omniORB、OpenRTM、coilのDLL(の1.0版)
-- デバッグ版は必要か?
- rtcd.exe (の1.0版)

だけ配布、もしくは1.1に同梱するのが良いかと思います。


あと、原さんが言っていたように、RTCと必要なDLLを同梱して配る
というのもひとつの手だと思います。

Linuxだと依存しているライブラリをピックアップしてコピーしてくる
というのも簡単なんですが。。。実際、Armadillo 用のツールとして
あるRTCを指定すると、必要なsoを探しだしてきてUSBメモリに
コピーするスクリプト、というのは作って持っているのですが、
Windowsではどうしたらいいんでしょうか。

どなたかご存知のかたはいらっしゃいませんか?
#DependencyWalkerのコマンドライン版みたいのがあれば、、、Dumpbin.exe?




2012年8月8日 14:49 Yuki Suga <ysuga @ ysuga.net>:
> 菅です。
> その件で少し質問が。
>
> C++版、Java版で
> バイナリでRTCを配布した場合に、omniやRTMのバイナリをつければ、
> 単体では動作すると思いますが、
> rtcdaemonもしくはmanagerからrtc.conf指定で動作させる場合には、
> どちらかしか対応できませんよね?
>
> ですから、両方対応にするには、
> dll版は1.0版と1.1版の両方を含んで配布すればいい、
> という認識で間違っていませんか?
>
> ではでは
>
> 2012年8月8日 14:38 Ando Noriaki <n-ando @ aist.go.jp>:
>> 安藤です
>>
>> ライセンスについて一言だけ。。。
>>
>> omniORBもOpenRTMもLGPLなので、バイナリ配布でも問題ありません。
>> LGPLライセンスである旨とLGPLのCOPYINGLIB(でしたっけ?)を添付するだけです。
>>
>> ソースは要求された時だけ提供すればよくて、しかもomniORBは
>> 元のソースから改変していないので(バイナリ自体がomniORBオフィシャルですし)
>> いつでも大元のサイトから入手できます。
>>
>>
>>> 原様,皆様
>>>
>>> 大原です.
>>> こちらについても早速のレスポンスありがとうございます.
>>>
>>>> RTCを配布する側がコンパイルしたOpenRTM-aistのDLLを同梱する方が、よけいな
>>>> はまりがない気がしますが、いかがでしょうか?
>>> これから配布する物については,そういうように皆様に心がけていただくのは
>>> いいと思いますが,すでに公開されている物については難しいように感じました.
>>> なので,runtimeパッケージがあるといいかなと思った次第です.
>>>
>>> とりあえず,これからのRTC配布に関しては「RTCやomni関連のDLLを同梱して配布する」
>>> という形でしょうかね...
>>> ちなみに,DLLの同梱はライセンス的には問題なかったでしょうか?細かいところまで把握しておらず申し訳ありません.
>>>
>>> どうぞよろしくお願いいたします.
>>>
>>>
>>>
>>> On 2012/08/07, at 14:39, Isao Hara wrote:
>>>
>>>> 大阪大学 大原様:
>>>>
>>>> こんにちは、原@産総研です。
>>>> 下記の意見は、OpenRTMのruntimeパッケージを作ったらどうかという提案ですね。
>>>> これには、少し問題が出る可能性がありますが、1.0と1.0では、DLLの名前がすべて
>>>> 違うので、同居可能かと思います。(ただし、1.1のVS2008版とVS2010版の同居には
>>>> 気を付けなければいけませんが)
>>>>
>>>> OpenHRIは、まだ、OpenRTM-aist-1.0を使って動作させていますし、そのように
>>>> 配布しています。配布のときに、OpenRTM-aist-1.0のDLL類をすべてOpenHRIの
>>>> 実行ファイルのあるディレクトリに入れていますので、配布容量は大きくなりま すが、
>>>> 安定して動作することができます。
>>>>
>>>> 先日のサマーキャンプでも、私の作ったChorenoidのプラグインが、ロードでき なかったのは、
>>>> VS2010とVS2008の問題でもありました。
>>>> #結局は、OpenRTM-aist-1.1−VS2010を入れなおしてもらいましたが。。。
>>>>
>>>> RTCを配布する側がコンパイルしたOpenRTM-aistのDLLを同梱する方が、よけいな
>>>> はまりがない気がしますが、いかがでしょうか?
>>>>
>>>> 私にもこれといった解決策はありません。
>>>>
>>>> ちょっと調べましたが、OpenRTM-aist-1.0を実行するのに必要なDLLは、 8.3MB(Windowsで)
>>>> くらいなので、一緒につけてもよいかもしれません。
>>>>
>>>>
>>>>
>>>> (2012/08/07 11:40), Kenichi Ohara wrote:
>>>>> RTMーMLの皆様
>>>>>
>>>>> 大阪大学の大原です.
>>>>> 皆様と情報共有できればと思い,MLに流させていただきました.
>>>>> (既報だったらすみません...)
>>>>>
>>>>> 先日RTMサマーキャンプを運営しておりまして,Windows環境で,
>>>>> OpenRTM-aist-1.0上で開発されたRTCのバイナリをOpenRTM-aist-1.1環境で動作させようとして,
>>>>> トラブルがございました.
>>>>> この回避方法は現状下記のフォルダにあるDLLファイルを全てRTCの実行ファイルと同じ
>>>>> フォルダに置くといいようです.
>>>>>
>>>>> (フォルダ名は適宜皆様の環境に合わせて読み替えて下さい.下記はVC2008版のOpenRTM-aist-1.0.0をWindows7 64bitにインストールした場合の情報です.)
>>>>> C:\Program Files (x86)\OpenRTM-aist\1.0\bin
>>>>> C:\Program Files (x86)\omniORB\4.1.4\bin\x86_win32
>>>>>
>>>>> 安藤様,開発チームの皆様>
>>>>> 現在公開されているRTCの多くが1.0上で開発されているという背景を考えると,
>>>>> このような力業ではなく,標準的に1.0のコンポーネントが動作するだけのDLLなどは
>>>>> インストールされるとうれしいかと思うのですが,いかがでしょうか?
>>>>> 1.0のRTCを動作させるためのDLLパッケージのような物をダウンロードできるように
>>>>> していただけるだけでもとりあえずいいような気もしますので,ご検討いただけますと幸いです.
>>>>>
>>>>> 以上,よろしくお願いいたします.
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