[openrtm-users 02722] プロジェクトページ(その他)の書き方

Ando Noriaki n-ando @ aist.go.jp
2012年 11月 20日 (火) 00:33:31 JST


皆様

産総研 安藤です

現在、RTミドルウエアコンテストのため応募者の方はプロジェクトページを
作成いただいていると思います。プロジェクトページを含め、openrtm.orgでの
ページ作成についてのTipsをご紹介します。


1.表記方法はpukiwiki形式がお勧めです
ページ入力時に「入力書式」が選択できますが、pukiwiki形式が便利です。
pukiwiki の文法については、pukiwiki のページをご覧ください。

一部 openrtm.org で利用しているCMS (Drupal) 用に独自拡張した部分が
ありますので、詳細な機能についてはopenrtm.org の pukiwiki マニュアルをご覧ください。

http://www.openrtm.org/openrtm/ja/content/pukiwiki%E3%83%9E%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%82%A2%E3%83%AB

2. 多言語化について
openrtm.org 上のページは簡単に多言語化できます。他の言語のページを
作成する場合、ページの「編集」タブの右のほうに「翻訳」タブがありますので、
これを押して他の言語のページを追加してください。

こうしてできた、例えば日本語のページと英語のページは関連付けられます。
日本語のページを表示している状態で、ページ上方にある英国国旗のアイコンを
クリックすると、対応する英語ページに切り替わります。

3.ティーザーによる分離(いわゆる「続きを読む」に対応させる)
プロジェクトページなどでは、一覧表示される際にページの上部だけ表示させて
#上部の「概要」の部分をティーザーと呼びます。
「続きを読む」をクリックすることで、全体を表示するように設定することが可能です。
一覧表示の際に、無用に長いプロジェクトページがあると、スクロール量が多く
なって見づらくなりますので、適当な長さで区切ることをお勧めします。

切りたい部分にカーソルを置いて「カーソル位置でティーザーを分離」ボタンを
押すと、区切ることができます。

4.その他
今回コンテストのためにプロジェクトに登録されているページでいくつか気になった点を挙げます。

・行頭に不要なスペースが入っているため、本文がそのまま「整形済みテキスト」
http://www.openrtm.org/openrtm/ja/content/%E3%83%96%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E6%AE%B5%E8%90%BD%E6%93%8D%E4%BD%9C#toc9
になっているページがいくつかあります。

・外部からアクセス不可能(またはパスワードが必要)な領域にリンクや画像が
 あるためリンクに飛べない、画像が表示されない、などのページがある。
 画像はページに添付して、参照することができます。

・リンクを張る際に二重大かっこ[[]]ではなく、単一の大かっこ [] を
 使用しているため正しくリンクが張れていない。

・「概要」や「特長」などでセクション表示 「*」 を使っていない
 なお、セクションは2階層目「**」から使用するときれいに見えます。
 #1階層目 「*」 はページのタイトルに使われているため。

以下に、見本としてプロジェクトページのpukiwikiソースの一例を示します。


** 概要

ATDE3 for OpenRTM-aist はアットマークテクノ社が販売する小型組み込みCPUボード
Armadillo-400シリーズ上で動作するRTミドルウエアおよびコンポーネントを開発するための開発環境です。

ATDE3 for OpenRTM-aist
にはコンパイル済みのOpenRTM-aist-1.1.0および、ArmadilloでRTCを動作させる環境を作るための各種ツールが同梱されています。

Armadillo-400シリーズでは、SDメモリカードが利用可能です。これを利用して、ユーザランドを書き換えることなくArmadillo上でSDメモリに格納されたRTCを実行することができます。

** ドキュメント

- ATDE for OpenRTM ドキュメント
-- [[デベロッパーズガイドガイド(Armadillo-200シリーズ編):/ja/node/675]]
-- [[デベロッパーズガイドガイド(Armadillo-400シリーズ編):/ja/node/149]]

<!--break-->

** ダウンロード

*** ATDE3 for OpenRTM-aist

|CENTER:200|CENTER:200|CENTER:150|CENTER:100|c
| 説明 | ファイル名 (MD5) | サイズ | 公開日 |
| ATDE2 for OpenRTM-aist |
[[atde2_for_openrtm_20121005.zip:http://openrtm.org/pub/Armadillo/atde2/atde2_for_openrtm_121005.zip]]&br;
MD5: cd22a133c1d77a8e8c87c36aad5e6886 | 1.7GB | 2012.10.05 |
| ATDE3 for OpenRTM-aist &br; Atmark-dist 無し|
[[atde3_for_openrtm_without_atmarkdist_20120816.zip:http://openrtm.org/pub/Armadillo/atde3/atde3_for_openrtm_without_atmarkdist_20120816.zip]]
&br; MD5: 7f1695b78f060b65977324e78a246c07 | 1.3GB |2012.08.16 |

*** カーネルイメージ等
|CENTER:100|LEFT:|CENTER:100|c
| ファイル名 (サイズ)|CENTER: 説明 |CENTER: 日付|
|>|>|CENTER: ドライバ設定: カーネルモジュール |
| &ref(cdcacm_mod_linux.bin_.gz,cdcacm_mod_linux.bin.gz); &br;
1,764,568 bytes | CDC ACM ドライバを組み込んだArmadillo-440用カーネルイメージ。 &br;
CMSのシステムの都合上ファイル名が linux.bin_.gz となっています。 | 2012.08.19 |
| &ref(cdcacm_mod_romfs.img_.gz,cdcacm_mod_romfs.img.gz); &br;
11,071,893 bytes | CDC ACM ドライバを組み込んだArmadillo-440用ユーザランドイメージ。 &br;
CMSのシステムの都合上ファイル名が romfs.img_.gz となっています。| 2012.08.19 |
|&ref(cdcacm_mod_kernel_config.config); &br; 43,774 bytes |
上記設定をしたLinuxカーネル設定ファイル。(元ファイル名は linux-2.6.x/.config) | 2012.08.19 |
|>|>|CENTER: ドライバ設定: カーネル組込み |
| &ref(cdcacm_embd_linux.bin_.gz,cdcacm_embd_linux.bin.gz); &br;
1,764,568 bytes | CDC ACM ドライバを組み込んだArmadillo-440用カーネルイメージ。 &br;
CMSのシステムの都合上ファイル名が linux.bin_.gz となっています。 | 2012.08.19 |
| &ref(cdcacm_embd_romfs.img_.gz,cdcacm_embd_romfs.img.gz); &br;
11,071,893 bytes | CDC ACM ドライバを組み込んだArmadillo-440用ユーザランドイメージ。 &br;
CMSのシステムの都合上ファイル名が romfs.img_.gz となっています。| 2012.08.19 |
|&ref(cdcacm_embd_kernel_config.config); &br; 43,774 bytes |
上記設定をしたLinuxカーネル設定ファイル。(元ファイル名は linux-2.6.x/.config) | 2012.08.19 |
|>|>|CENTER: ドライバ設定: 無線LANカーネルモジュール |
| &ref(rt3070_mod_linux.bin.gz,rt3070_mod_linux.bin.gz); &br;
1,765,638 bytes | CDC ACM, RT3070系ドライバを組み込んだArmadillo-440用カーネルイメージ。
&br; CMSのシステムの都合上ファイル名が linux.bin_.gz となっています。 | 2012.08.19 |
| &ref(rt3070_mod_romfs.img.gz,rt3070_mod_romfs.img.gz); &br;
11,594,936 bytes | CDC ACM, RT3070系ドライバを組み込んだArmadillo-440用ユーザランドイメージ。
&br; CMSのシステムの都合上ファイル名が romfs.img_.gz となっています。| 2012.08.19 |
|&ref(rt3070_configs.tar.gz,rt3070_configs.tar.gz); &br; 19,440 bytes
| 上記設定をしたLinuxカーネル設定ファイル。 | 2012.08.19 |



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安藤慶昭@独立行政法人産業技術総合研究所 知能システム研究部門
    統合知能研究グループ 主任研究員, 博士(工学)
    〒305-8568 つくば市梅園1-1-1 中央第2
    e-mail: n-ando @ aist.go.jp, web: http://staff.aist.go.jp/n-ando
    OpenRTM-aist: http://www.openrtm.org


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