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OpenRTM-aist_c++_インストーラテスト項目_0414.txt

n.kawauchi, 2015/04/14 14:21

 
1
●OpenRTM-aist_c++_インストーラテスト項目・確認内容     2015/04/14 更新
2

    
3
※更新履歴--------
4
2014/07/30  ・インストーラタイプ(x86/x86_64)別で、確認する項目を追記した
5
2014/08/07  ・カメラを使用したコンポーネントの動作確認を追記した
6
2014/09/12  ・テスト環境のpythonのバージョンを明記した
7
              ・インストールするpythonは、インストーラのバージョン32/64bitに合わせる
8
       ・32/64bitのpythonを共存させない
9
            ・omniidlの動作確認のため、サービスポートを持つサンプルコンポーネントの作成・実行を
10
             テスト項目に追加した
11
            ・インストールオプションの変更確認を追加した
12
2014/12/05 ・cmakeは3.0.2版を利用する
13
2015/04/10 ・ツールのバージョンはリリース案内と同じものにする
14
       ⇒ cmake, python, doxygen
15
2015/04/14 ・説明が足りない部分を補足した
16
----------------
17

    
18
※テスト環境について------
19

    
20
講習会用のノートPCを使用する。
21
http://redmine.openrtm.org/projects/openrtm-tutorial/wiki/%E8%AC%9B%E7%BF%92%E4%BC%9A%E7%94%A8%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%88PC
22

    
23
▼必要なツール
24

    
25
下記の C++ 1.1.1-RELEASE のページでリンクしているものをインストールする。
26
・Python
27
  →パスをシステム環境変数pathに追加しておく
28
   32bitの場合:C:\Python27
29
   64bitの場合:C:\Python27_x64
30
・PyYAML
31
・CMake
32
  →インストーラでパスは通すように指定
33
・Doxygen
34

    
35
注意)
36
・32bit版インストーラ(x86)のテスト時は、Pythonの64bitは削除した方がよい
37
・64bit版インストーラ(x86_64)のテスト時は、Pythonの32bitは削除した方がよい
38
------------------------
39

    
40

    
41
◎各テスト開始時、OpenRTM-aist c++ はインストールされていない環境にしておく
42
  ・C:\Program Files (x86)\OpenRTM-aist、または C:\Program Files\OpenRTM-aist の
43
   ディレクトリが無いことを確認しておく
44
 ・テスト作業中、手動で作成したディレクトリがあった場合など自動で削除されず残るので、
45
   以降のテスト作業に影響しないように確認しておく
46
 ・特に、マージモジュール作成スクリプトの修正をした時など、1.1.0版のpythonがインストール
47
   されていると、1.1下のディレクトリにインストールされるという気付きにくいバグもあり得る。
48
  これがアンインストール時に自動で削除されずに残ってしまうので、気をつける。
49

    
50

    
51
■テスト1 「x86用インストーラ利用」
52

    
53
1.下記から該当のインストーラをダウンロード・インストールする
54

    
55
http://redmine.openrtm.org/projects/openrtm-aist/files
56
│  OpenRTM-aist-C++_1.1.1-RELEASE_x86_vc9.msi
57
│  OpenRTM-aist-C++_1.1.1-RELEASE_x86_vc10.msi
58
│  OpenRTM-aist-C++_1.1.1-RELEASE_x86_vc11.msi
59
│  OpenRTM-aist-C++_1.1.1-RELEASE_x86_vc12.msi
60

    
61
 ⇒インストールオプションはデフォルトのままで構わない。
62
  オプション変更のテストは下記12のテスト項目にある。
63

    
64
2.環境変数確認(setコマンド結果)
65

    
66
 ・インストール後の環境変数を確認する際、後から参照したい場合に備えてログを残しておく
67
  内容は確認せずともよい。
68
  例)> set > set_32inst_before.log
69

    
70
3.インストーラ実行
71

    
72
  ・インストーラのオプションは、デフォルト設定のままでよい
73
   デフォルト:OpenRTP, JREあり
74

    
75
4.インストール先のディレクトリ確認
76

    
77
 ・C:\Program Files (x86)\OpenRTM-aist\1.1
78
 ・C:\Program Files (x86)\OpenRTM-aist\1.1\utils\OpenRTP
79

    
80
 ・OpenCVのパス確認(vc9の例:x86であること)
81
 ・C:\Program Files (x86)\OpenRTM-aist\1.1\OpenCV2.4.9\x86\vc9
82
 ・C:\Program Files (x86)\OpenRTM-aist\1.1\OpenCV2.4.9\java\x86
83
 ・C:\Program Files (x86)\OpenRTM-aist\1.1\OpenCV2.4.9\python\2.7\x86
84

    
85
 ・omniORBのバージョン確認(vc9の例)
86
 ・C:\Program Files (x86)\OpenRTM-aist\1.1\omniORB\4.1.7_vc9
87

    
88
5.環境変数確認(setコマンド結果)
89

    
90
 ・ログを残しておく
91
  例)> set > set_32inst_after.log
92

    
93
 ・確認する変数は以下のもの(vc9の例)
94
 ・OMNI_ROOT=C:\Program Files (x86)\OpenRTM-aist\1.1\omniORB\4.1.7_vc9\
95
 ・OpenCV_DIR=C:\Program Files (x86)\OpenRTM-aist\1.1\OpenCV2.4.9\
96
 ・RTM_ROOT=C:\Program Files (x86)\OpenRTM-aist\1.1\
97

    
98
 ・Pathに下記が追加されていることを確認(vc9の例)
99
    C:\Program Files (x86)\OpenRTM-aist\1.1\bin\;
100
    C:\Program Files (x86)\OpenRTM-aist\1.1\omniORB\4.1.7_vc9\bin\x86_win32\;
101
    C:\Program Files (x86)\OpenRTM-aist\1.1\OpenCV2.4.9\x86\vc9\bin\
102

    
103
6.サンプルコンポーネントの動作確認(ConsoleIn / ConsoleOut)
104

    
105
  ・rtm-naming(スタートメニューの OpenRTM-aist 1.1 → Tools → Start C++ Naming Service)
106
 ・OpenRTP起動
107
 ・ConsoleInComp, ConsoleOutComp起動
108
 ・接続して動くことを確認する
109

    
110
7.新規コンポーネント作成動作確認
111

    
112
 ・RTC Builderを使ってmyConsoleInコンポーネントを作り、ConsoleOutと接続して動くことを確認する
113
 ・コンポーネントのソースは、既に動作確認済みのコンポーネントが下記にあるのでこれを利用する
114
http://redmine.openrtm.org/attachments/download/1142/myConsoleIn.zip
115

    
116
  ・myConsoleIn.zipは C:\distribution に展開しておく
117
  ・RTC Builderで適当な名前のプロジェクト(例:test1)を作成する
118
  ・基本プロファイル入力タブの「インポート」ボタンでmyConsoleIn/RTC.xmlを指定し、
119
   完了したら「コード生成」ボタンを押す
120
  ・myConsoleIn/src/myConsoleIn.cpp, myConsoleIn/include/myConsoleIn/myConsoleIn.h を上書きコピーする
121
  ・cmake実行
122
  ・Debug/Releaseビルド実行
123
  ・build\src\Release\myConsoleInComp.exe を実行し、サンプルコンポーネントの
124
   ConsoleOutComppとの接続動作確認
125

    
126
8.OpenCVを使ったコンポーネントのソースビルド確認
127

    
128
 ・ソースは下記においてあるImageProcessingを展開して利用する
129
http://redmine.openrtm.org/attachments/download/1141/ImageProcessing_rv168_140725.zip
130

    
131
 ・ImageProcessing_rv168_140725.zipは C:\distribution に展開しておく
132
 ・トップからの一括ビルドを行おうとすると、DirectShowやTKCalibGUI用のpythonモジュールが
133
  必要になるので、DirectShowCam, TkCalibGUI以外の適当なコンポーネントを選択してビルドして確認する
134
 ・vc11,vc12環境ではMFCameraのビルドは必ず確認する
135

    
136
 ・確認方法(Affineの例)
137
  ・各サンプルコンポーネントのソースは、ImageProcessing\opencv\components下にある
138
  ・Affine/buildディレクトリでGUI cmakeを実行
139
  ・ソースはDebug/Releaseビルドを確認する
140
  ・Releaseビルドのexeを実行し、コンポーネントが起動することを確認する
141
  ・このコンポーネントを使って、次のカメラを使った動作確認を行うとよい
142

    
143
9.カメラを使ったコンポーネントの動作確認
144

    
145
 ・カメラ画像がビューワに表示されることを確認する
146
 ・vc9, vc10
147
    ・DirectShowCam + Affine(他のopencvコンポーネントでもよい) + CameraViewer
148
    ・TkCalibGUI(キャリブレーションパラメータ算出動作まで確認)
149
 ・vc11, vc12
150
    ・MFCamera + Affine + CameraViewer
151
    ・TkCalibGUI(キャリブレーションパラメータ算出動作まで確認)
152

    
153
 ※TkCalibGUIの使い方については、下記ページを参照
154
  http://openrtm.org/openrtm/ja/content/tkcalibgui
155

    
156
10.ドキュメントの確認
157

    
158
 ・「スタート」→「OpenRTM-aist 1.1」→「C++」→「Documents」と進み
159
  4つのドキュメントが全てブラウザで表示できることを確認する。
160
 ・ファイルのパスが「C:\Program Files (x86)\OpenRTM-aist」となっていることを確認する
161
  実際のパスは以下のように空白が「%20」で表記される
162
      file:///C:/Program%20Files%20(x86)/OpenRTM-aist
163
  ※64bitインストーラ作成時のエラーに関連する確認。64bitの説明を参照。
164

    
165
11.omniidlの動作確認、及び、OpenCVを使っているコンポーネントの新規作成動作確認
166

    
167
 ・RTC Builderを使ってサービスポートを持つコンポーネントを作り、起動できることを確認する
168
  ・OpenCVサンプルコンポーネントのImageCalibrationと同じ機能のmyImageCalibrationを作成する
169
 ・コンポーネントのソースは、C:\distribution\ImageProcessing\opencv\components\ImageCalibrationを利用する
170

    
171
  ・RTC Builderでプロジェクト(myImageCalibration)を作成する
172
    ・ImageCalibration\CalibrationService.idlを自ディレクトリ下にコピーする
173
  ・基本プロファイル入力タブの「インポート」ボタンでImageCalibration/RTC.xmlを指定する
174
    ・コード生成する前に、サービスポートタブをクリックし、IDLのパスを修正する
175
      ・修正例)
176
        ・IDLファイル:C:\Users\openrtm\workspace-LUNA\myImageCalibration\CalibrationService.idl
177
       ・インターフェース型:ImageCalibService::CalibrationService
178
       ・IDLパス:C:\Program Files (x86)\OpenRTM-aist\1.1\rtm\idl
179

    
180
    ・完了したら「コード生成」ボタンを押す
181
    ・下記のソースを上書きコピーする
182
    ・ImageCalibration/src/ImageCalibration.cpp
183
      ・ImageCalibration/src/CalibrationServiceSVC_impl.cpp
184
      ・ImageCalibration/include/CalibrationServiceSVC_impl.h
185
      ・ImageCalibration/include/ImageCalibration.h
186

    
187
    ・OpenCVの設定を追記する必要があるので、src/CMakeLists.txtも修正する。
188
     ImageProcessingのsrc/CMakeLists.txtはトップからの一括ビルド用設定が含まれているのでこの部分は不要。
189
      以下の3行を追加・修正すればよい。
190
      ImageProcessing\opencv\components\ImageCalibration\src\CMakeLists.txtの 4, 46, 50行目
191
          find_package(OpenCV REQUIRED)
192
          target_link_libraries(${PROJECT_NAME} ${OPENRTM_LIBRARIES} ${OpenCV_LIBS})
193
          target_link_libraries(${PROJECT_NAME}Comp ${OPENRTM_LIBRARIES} ${OpenCV_LIBS})
194
  ・cmake実行
195
  ・Debug/Releaseビルド実行
196
  ・myImageCalibration\build\src\Release\ImageCalibrationComp.exe を実行し、起動できることを確認する
197

    
198
12.インストールオプションの変更確認
199

    
200
 ・コントロールパネルのプログラムのアンインストールを開き、 OpenRTM-aist-1.1.1*** を右クリックして「変更」を選択
201
 ・「Change, repair, or remove installation」画面で、「Change」ボタンを押す
202
 ・「Select OpenRTP」画面で、「OpenRTP+RTSystemEditor」を選択。jreの設定は変更せずに処理を完了させる
203
 ・「スタート」→「OpenRTM-aist 1.1」→「Tools」を開き、「OpenRTP 1.1.0」と「RTSytemEditorRCP」
204
  があり、それぞれ起動できることを確認する
205

    
206

    
207
■テスト2 「x86_64用インストーラ利用」
208

    
209
0.x86版がインストール済みであれば、アンインストールする
210

    
211
  ・PyYAML、Pythonも32bit版はアンインストールする
212
 ・OProgram Files (x86)下のpenRTM-aistディレクトリが削除されていることを確認する
213

    
214
1.下記から該当のインストーラをダウンロード・インストールする
215

    
216
http://redmine.openrtm.org/projects/openrtm-aist/files
217
│  OpenRTM-aist-C++_1.1.1-RELEASE_x86_64_vc10.msi
218
│  OpenRTM-aist-C++_1.1.1-RELEASE_x86_64_vc11.msi
219
│  OpenRTM-aist-C++_1.1.1-RELEASE_x86_64_vc12.msi
220

    
221
合わせて、64bit版Python, PyYAMLもインストールする。
222
Pythonのインストール先は、C:\Python27_x64を指定し、32bit版とは区別しておく。
223
C:\Python27_x64をシステム環境変数pathに追加する。
224

    
225
2.環境変数確認(setコマンド結果)
226

    
227
 ・インストール後の環境変数を確認する際、後から参照したい場合に備えてログを残しておく
228
  内容は確認せずともよい。
229
  例)> set > set_64inst_before.log
230

    
231
3.インストーラ実行
232

    
233
4.インストール先のディレクトリ確認
234

    
235
 ・C:\Program Files\OpenRTM-aist\1.1
236
 ・C:\Program Files\OpenRTM-aist\1.1\utils\OpenRTP
237
 ・C:\Program Files\OpenRTM-aist\1.1\utils\OpenRTP\jre
238

    
239
 ・OpenCVのパス確認(vc10の例:x64であること)
240
 ・C:\Program Files\OpenRTM-aist\1.1\OpenCV2.4.9\x64\vc10
241
 ・C:\Program Files\OpenRTM-aist\1.1\OpenCV2.4.9\java\x64
242
 ・C:\Program Files\OpenRTM-aist\1.1\OpenCV2.4.9\python\2.7\x64
243

    
244
 ・omniORBのバージョン確認(vc10の例)
245
 ・C:\Program Files\OpenRTM-aist\1.1\omniORB\4.1.7_vc10
246

    
247
5.環境変数確認(setコマンド結果)
248

    
249
 ・ログを残しておく
250
  例)> set > set_64inst_after.log
251

    
252
 ・確認する変数は以下のもの(vc10の例)
253
 ・OMNI_ROOT=C:\Program Files\OpenRTM-aist\1.1\omniORB\4.1.7_vc10\
254
 ・OpenCV_DIR=C:\Program Files\OpenRTM-aist\1.1\OpenCV2.4.9\
255
 ・RTM_ROOT=C:\Program Files\OpenRTM-aist\1.1\
256

    
257
 ・Pathに下記が追加されていることを確認(vc10の例)
258
    C:\Program Files\OpenRTM-aist\1.1\bin\;
259
    C:\Program Files\OpenRTM-aist\1.1\omniORB\4.1.7_vc10\bin\x86_win32\;
260
    ※omniORBの場合、64bitでも「x86_win32」のディレクトリ名になっている
261
    C:\Program Files\OpenRTM-aist\1.1\OpenCV2.4.9\x64\vc10\bin\
262

    
263
6.サンプルコンポーネントの動作確認(ConsoleIn / ConsoleOut)
264
  ・テスト1と同じ内容
265

    
266
7.新規コンポーネント作成動作確認
267

    
268
  ・テスト1と同じ内容
269
 ・ただし、以下の点に注意する
270
 ・cmake実行時、Visual Studioは64bit環境を選択する
271
      例)「Visual Studio 10 Win64」
272
 ・Visual Studioを起動してビルドする際、ソリューションプラットフォームが
273
 「x64」となっていることを確認する
274

    
275
8.OpenCVを使ったコンポーネントのソースビルド確認
276
  ・テスト1と同じ内容
277

    
278
9.カメラを使ったコンポーネントの動作確認
279
  ・テスト1と同じ内容
280

    
281
10.ドキュメントの確認
282

    
283
 ・「スタート」→「OpenRTM-aist 1.1」→「C++」→「Documents」と進み
284
  4つのドキュメントが全てブラウザで表示できることを確認する。
285
 ・ファイルのパスが「C:\Program Files\OpenRTM-aist」となっていることを確認する
286
  実際のパスは以下のように空白が「%20」で表記される
287
      file:///C:/Program%20Files/OpenRTM-aist
288
  ※ドキュメントは64bit用のmsm生成時にエラーとなっているので、32bit用msmを利用している。
289
   このため、64bitインストーラmsiファイル生成時もエラーメッセージが出ている。
290
   この影響を確認するため、ドキュメントを参照できることを確認する。
291

    
292
11.omniidlの動作確認、及び、OpenCVを使っているコンポーネントの新規作成動作確認
293
  ・テスト1と同じ内容
294

    
295
12.インストールオプションの変更確認
296
  ・テスト1と同じ内容
297