[openrtm-users 00195] Re: onActivated でのerror

Sakamoto Takeshi tsakamoto @ tech-arts.co.jp
2007年 9月 6日 (木) 02:38:33 JST


安藤様


いつもお世話になっております.
テクノロジックアートの坂本です.

> OMGのRTC Specificationのステートマシン図でも、
> ACTIVE状態からERROR状態への遷移のガード条件が、
> [ReturnCode_t==ERROR]となっているので、
> on_activated が ERROR のとき、直ちに遷移のトリガーがかかり
> on_deactivated、on_abortingの順で実行されるものと思います。
> 
> ステートマシンの解釈として、これで正しいでしょうか?>坂本様
ご指摘のとおりです.
OMG RTC Specificationのステートマシン図では,
Active状態のentryアクションであるon_activateの返り値がOKではない場合,
on_deactivateを実行してActive状態から抜け,
on_abortingを実行後,Error状態に入るという仕様となっております.
(上記の振る舞いがLightweight RTCの仕様となっております)

また,仕様上はon_executeを実行するのは,
Execution SemanticsがPeriodic Sampled Data Processingの場合となっております.
そのため,こちらの振る舞いにつきましては,後半部分に記述しております.
(こちらはステートマシン図は記述しておりません.
 替わりにシーケンス図のサンプルを記述しております)

よろしくお願いいたします.




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