jp.go.aist.rtm.RTC
クラス ManagerConfig

java.lang.Object
  上位を拡張 jp.go.aist.rtm.RTC.ManagerConfig

 class ManagerConfig
extends java.lang.Object

Managerのコンフィグレーションを表現するクラスです。

コマンドライン引数や環境変数、設定ファイルを読み込み・解析して コンフィグレーション情報を生成します。 各設定の優先度は次の通りです。

  1. コマンドラインオプション -f
  2. 環境変数 RTC_MANAGER_CONFIG
  3. デフォルト設定ファイル ./rtc.conf
  4. デフォルト設定ファイル /etc/rtc.conf
  5. デフォルト設定ファイル /etc/rtc/rtc.conf
  6. デフォルト設定ファイル /usr/local/etc/rtc.conf
  7. デフォルト設定ファイル /usr/local/etc/rtc/rtc.conf
  8. 埋め込みコンフィギュレーション値
ただし、コマンドラインオプション -d が指定された場合は、 (たとえ -f で設定ファイルを指定しても)埋め込みコンフィグレーション値を 優先的に使用します。


フィールドの概要
static java.lang.String CONFIG_FILE_ENV
          デフォルト・コンフィグレーションのファイル・パスを識別する 環境変数です。
static java.lang.String[] CONFIG_FILE_PATH
          Managerのデフォルト・コンフィグレーションのファイル・パス
protected  Properties m_argprop
          引数から渡されるプロパティ
protected  java.lang.String m_configFile
          使用されるコンフィグレーションファイルのパス
protected  boolean m_isMaster
          Manager マスタフラグ true:マスタ,false:スレーブ
 
コンストラクタの概要
ManagerConfig()
          コンストラクタ。
ManagerConfig(java.lang.String[] args)
          コンストラクタ 与えられた引数によりコンフィギュレーション情報の初期化を行う。
 
メソッドの概要
 void configure(Properties properties)
          Configuration 情報を Property に設定する Manager のConfiguration 情報を指定された Property に設定する。
protected  boolean fileExist(java.lang.String filePath)
          ファイルの存在確認 指定されたファイルが存在するか確認する。
protected  boolean findConfigFile()
          Configuration file の検索。
 void init(java.lang.String[] args)
          初期化を行います。
protected  void parseArgs(java.lang.String[] args)
          コマンド引数をパースする。
protected  void setSystemInformation(Properties properties)
          システム情報を設定する。
 
クラス java.lang.Object から継承されたメソッド
clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait
 

フィールドの詳細

CONFIG_FILE_PATH

public static final java.lang.String[] CONFIG_FILE_PATH
Managerのデフォルト・コンフィグレーションのファイル・パス


CONFIG_FILE_ENV

public static final java.lang.String CONFIG_FILE_ENV
デフォルト・コンフィグレーションのファイル・パスを識別する 環境変数です。

関連項目:
定数フィールド値

m_configFile

protected java.lang.String m_configFile
使用されるコンフィグレーションファイルのパス


m_isMaster

protected boolean m_isMaster
Manager マスタフラグ true:マスタ,false:スレーブ


m_argprop

protected Properties m_argprop
引数から渡されるプロパティ

コンストラクタの詳細

ManagerConfig

public ManagerConfig()
コンストラクタ。


ManagerConfig

public ManagerConfig(java.lang.String[] args)
              throws java.lang.Exception
コンストラクタ

与えられた引数によりコンフィギュレーション情報の初期化を行う。

パラメータ:
args - コマンドライン引数
例外:
java.lang.Exception
メソッドの詳細

init

public void init(java.lang.String[] args)
          throws java.lang.Exception
初期化を行います。

ココマンドライン引数を受け取り、 コンフィグレーション情報を構成します。 マンドラインオプションには、以下のものを使用できます。

パラメータ:
args - コマンドライン引数
例外:
java.lang.Exception

configure

public void configure(Properties properties)
               throws java.io.FileNotFoundException,
                      java.io.IOException
Configuration 情報を Property に設定する

Manager のConfiguration 情報を指定された Property に設定する。

パラメータ:
properties - コンフィグレーション情報を受け取って格納する Propertiesオブジェクト
例外:
java.io.IOException - コンフィグレーションファイル読み取りエラーの場合にスローされる
java.io.FileNotFoundException

parseArgs

protected void parseArgs(java.lang.String[] args)
                  throws java.lang.IllegalArgumentException
コマンド引数をパースする。

パラメータ:
args - コマンドライン引数
例外:
java.lang.IllegalArgumentException - コマンドライン引数を解析できなかった場合にスローされる。

findConfigFile

protected boolean findConfigFile()
Configuration file の検索。

使用すべきコンフィグレーションファイルを検索して特定します。 すでに特定済みの場合は、そのファイルの存在有無のみをチェックします。 なお、次の順序でコンフィグレーションファイルを検索します。

  1. コマンドラインオプション -f
  2. 環境変数 RTC_MANAGER_CONFIG
  3. デフォルト設定ファイル ./rtc.conf
  4. デフォルト設定ファイル /etc/rtc.conf
  5. デフォルト設定ファイル /etc/rtc/rtc.conf
  6. デフォルト設定ファイル /usr/local/etc/rtc.conf
  7. デフォルト設定ファイル /usr/local/etc/rtc/rtc.conf

戻り値:
  • コンフィグレーションファイル未特定の場合 : 使用すべきコンフィグレーションファイルを検索・特定できた場合は trueを、さもなくばfalseを返します。
  • コンフィグレーションファイル特定済みの場合 : 特定済みのコンフィグレーションファイルが存在すればtrueを、 さもなくばfalseを返します。

setSystemInformation

protected void setSystemInformation(Properties properties)
システム情報を設定する。

システム情報を取得しプロパティにセットする。 設定されるキーは以下の通り。

パラメータ:
properties - システム情報を設定したプロパティ

fileExist

protected boolean fileExist(java.lang.String filePath)
ファイルの存在確認

指定されたファイルが存在するか確認する。

パラメータ:
filePath - ファイルパス
戻り値:
対象ファイル確認結果(存在する場合にtrue)