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RTミドルウェアサマーキャンプ2023

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開催報告

名城大学の大原先生のご尽力と多くの特別講師やサポートスタッフのご支援のおかげで、7名の参加者と共に、今年も、サマーキャンプを作り上げて行くことが出来ました。皆さまに御礼申し上げます。 対面での設計ディスカッションや分散開発を通じて、ミドルウェアの利点をあらためて確認でき、また、それぞれ持ち寄った課題解決やスキルの向上につながっていたようです。この合宿研修の成果を、RTミドルウエアコンテストで発表いただけることを期待しております。

開催要旨

本サマーキャンプでは、RTミドルウエアやロボット開発に精通する講師陣のもとで、RTミドルウエアやROSを用いた様々なロボットシステム開発を体験する機会を提供します。この企画により、一緒に参加した仲間とともに密度の濃い開発経験を通して、より実践的なロボットシステム構築方法を身に付けることを目的としています。

主催

  • 産業技術総合研究所 インダストリアルCPS研究センター
  • (公社)計測自動制御学会SI部門 RTシステムインテグレーション部会
  • (一社)日本ロボット工業会・ロボットビジネス推進協議会

日時・場所

  • 2023年8月21日(月)~8月25日(金)
  • 産業技術総合研究所 つくばセンター中央第二 本部・情報棟1階 ネットワーク会議室 

参加資格

RTミドルウェア講習会に参加したことがある,もしくは同等程度の経験を有していること. これまで講習会を受講したことがない場合は、以下のチュートリアルを自習することで参加資格を満たしたことにいたします。

参加人数

  • 参加者:7名
  • 講師・スタッフ:7名

参加費

無料

実施概要

個人またはグループで一つのロボットシステムやツールを開発し、最終日に成果発表とデモンストレーションをしていただきます。 可能であれば、開発した作品は、SI2023で行われるRTミドルウェアコンテストへエントリーしていただきたいと考えています。 参加にあたって、それぞれ目的意識を持ち、個人またはグループによる話し合いを通じて一つの課題を設定、SysMLを用いた要求分析・システム分析を行い、開発作業の見積もり・開発の分担をした上で開発作業を進めていただきます。

IT分野の勉強会で一般に「もくもく会」(集まって個人個人が黙々とコーディングをする会)と呼ばれる物がありますが、そのような形態を想定しています。 ただし、開発中、あるいは成果発表・デモ時には、参加者の所属大学・企業が許容する範囲で、新型コロナ感染拡大防止に配慮した上で、複数人が集まって作業・発表することも許容いたします。 また、事前にグルーピング及び開発対象についてヒアリングを行い、PCや簡単なセンサ、小型のロボットなどは要望があれば貸し出しします。

過去のサマーキャンプの様子は以下のリンクからご覧いただけますので参考にしてください。

(参考)

プログラム

事前学習 サマーキャンプ開始までに視聴しておいてください。
講演: SysML講習会
講義資料
・YouTubeビデオリンクはSlackにて共有
坂本武志
(グローバルアシスト)
8月21日(月)" 第1日目''
13:00-13:05 開催の挨拶 安藤 慶昭
(産業技術総合研究所)
13:05-13:30 RTミドルウェアサマーキャンプガイダンス 大原賢一
(名城大)
13:30 - 14:20 自己紹介・決意表明 -
15:00 - 15:50 講演: SysMLを利用したロボット開発 坂本武志
(グローバルアシスト)
16:00 - 17:30 RTシステムモデル化実習 グループに分かれて構築するしすてむのモデル化を行います。
18:00 - 懇親会 -
8月22日(火) zoom.png 第2日目
9:30-10:10 RTミドルウェア構築事例1:
RTミドルウェアを利用したシステム開発について
菅 佑樹
(Sugar Sweet Robotics)
10:20-11:00 RTミドルウェアツール紹介1:
rtshellの使い方について
安藤 慶昭
(産業技術総合研究所)
11:10-11:50 RTミドルウェアツール紹介3:
利用可能なRTコンポーネントやツールについて
講義資料:2023SummerCamp-03.pdf
宮本 信彦
(産業技術総合研究所)
12:00-13:00 昼休み
13:00-15:00 講演:ロボットシステム開発とモデリング 坂本武志 (グローバルアシスト)
15:00-16:00 開発目標システム発表 今後開発するシステムに付いてグループごとに発表してもらいます。
16:00-18:00 RTシステム構築実習1 実際のシステム構築に取り組んでもらいます。
18:00-22:00 夜の部 希望者は引き続き開発作業可能
8月23日(水) 第3日目
09:00 - 16:30 RTシステム構築実習2 -
16:30 - 17:00 各チームの進捗報告 -
17:00-22:00 夜の部 希望者は引き続き開発作業可能
8月24日(木) 第4日目
09:00 - 16:30 RTシステム構築実習3 -
16:30 - 17:00 各チームの進捗報告 -
17:00-22:00 夜の部 希望者は引き続き開発作業可能
8月25日(金) 第5日目
09:00 - 12:00 RTシステム構築実習4 -
15:00 - 17:00 成果報告会 -
17:00 - 17:10 閉会の挨拶
17:10 - 18:00 片付け
18:30 - 20:00 RTミドルウェア情報交換会(BOFミーティング) -

※本サマーキャンプでの成果物(作品・スライド)や成果発表の動画等は、ホームページで公開します。

実行委員会

実行委員長 安藤 慶昭 産業技術総合研究所インダストリアルCPS研究センター 副研究センター長
幹事 大原 賢一 名城大学理工学部メカトロニクス工学科 教授
委員 菅 佑樹 株式会社SUGAR SWEET ROBOTICS
委員 平井 成興 日本ロボット工業会・ロボットビジネス推進協議会・RTミドルウェアWG 主査
委員 佐々木 毅 芝浦工業大学・SICE SI部門RTシステムインテグレーション部会主査
委員 神徳 徹雄 産業技術総合研究所
委員 坂本 武志 (株)グローバルアシスト

最終成果報告会および提出物について

成果物として以下の物を用意して成果報告会にて発表していただきます。

  • プレゼン資料 → Slackで提出
    • PowerPoint などで作成してください。最終的には本ページに掲載されますので一般公開可能な情報のみで作成してください。
  • システムのソースコードおよびバイナリ → プロジェクトページに自分で格納
    • このWebサイト上にプロジェクトページを作成して以下の物を格納してください
    • 自作のRTCはソースコードとバイナリ
      • ソースコードはできるだけ各自のGitHubリポジトリに置くことを推奨します
    • 再利用したRTCはダウンロードした場所などの情報,バイナリ
      • 利用させてもらったRTCは出どころを明記した上でリンクを貼ってください
  • マニュアル,ドキュメント → プロジェクトページに自分で格納
  • SysMLやUMLなどのモデルをつくったらそのデータ → プロジェクトページに自分で格納
    • モデリングツールでモデル作成をした場合はそのデータ
    • 最終成果報告会の発表資料にモデルが含まれていればそれでも結構です

講義資料

開発成果

グループ1

    • 成果報告
    • デモ動画(成功時)

グループ2

    • 成果報告
    • デモ動画

サマーキャンプの様子

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ダウンロード

最新バージョン : 2.0.1-RELESE

統計

Webサイト統計
ユーザ数:2195
プロジェクト統計
RTコンポーネント307
RTミドルウエア35
ツール22
文書・仕様書2

Choreonoid

モーションエディタ/シミュレータ

OpenHRP3

動力学シミュレータ

OpenRTP

統合開発プラットフォーム

産総研RTC集

産総研が提供するRTC集

TORK

東京オープンソースロボティクス協会

DAQ-Middleware

ネットワーク分散環境でデータ収集用ソフトウェアを容易に構築するためのソフトウェア・フレームワーク