このドキュメントでは、Windows で rtshell のインストール方法について説明します。
rtshell はネームサーバー上に登録されている RTコンポーネントを、シェル (コマンドプロンプト) から管理することができるツールです。 コンポーネントを activate/deactivate/reset したり、ポートの接続を行うことができます。RTシステム全体を管理することも可能です。
rtshell の一部の機能(システム管理)には OpenRTM-aist-Python が必要です。
OpenRTM-aist-Python のインストールドキュメントに従って Python 2.6 または 2.7と OpenRTM-aist-Python をインストールします。 ドキュメント を参照してください。
PyYAML はPyYAMLのウェブサイト からダウンロードしてインストールします。バージョンは一番最新でも大丈夫です。
openrtm.org のダウンロードサイトから rtctree-3.1 のパッケージ (rtctree-3.1.0.win32.exe) をダウンロードします。
パッケージを実行すると、以下のようなダイアログが表示されるので、[次へ] をクリックします。
Python のバージョンを選択するダイアログが表示されます。Python の正しいバージョンが選択されていることを確認し、[次へ] をクリックします。 以下の例では Python2.6 が選択されています。
「インストール準備完了」ダイアログが表示されます。さらに [次へ] をクリックします。
インストールが行われます。終わったら、[完了] をクリックしてインストールを終了します。
openrtm.org のダウンロードサイトから rtsprofile-3.1 のパッケージ (rtsprofile-3.1.0.win32.exe) をダウンロードします。
インストールが行われます。終わったら、[完了] をクリックしてインストールが終了します。
openrtm.org の ダウンロードサイト から rtshell-3.0.0 のパッケージ (rtshell-3.1.0.win32.exe)をダウンロードします。
実行確認のために、rtshell のコマンド群のうち rtls コマンドを実行して rtshell が正しくインストールされているかどうかをテストします。
はじめに、OpenRTM-aist の ネームサービスを起動して、ConsoleIn を起動します。
コンポーネントを起動したら、Windows のコマンドプロンプトを起動します。
コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行します。
set RTCTREE_NAMESERVERS=127.0.0.1 rtls -R
1行目は環境変数を設定します。「RTCTREE_NAMESERVERS」は、rtshell の支援ライブラリ rtctree が使う変数で、rtshell が見るネームサーバーを指定します。
2行目はすべてのネームサーバーに登録されているコンポーネントを表示します。成功の場合は以下のように表示されます。
コマンドが見つけられない場合は、PATH が設定されていない可能性があります。 PATH 環境変数に以下のような二つのパスを追加すると動きます。(例は Python 2.6がインストールされている場合です。)
C:\Python26 C:\Python26\Scripts
モーションエディタ/シミュレータ
動力学シミュレータ
統合開発プラットフォーム
産総研が提供するRTC集
東京オープンソースロボティクス協会
ネットワーク分散環境でデータ収集用ソフトウェアを容易に構築するためのソフトウェア・フレームワーク
はじめに
このドキュメントでは、Windows で rtshell のインストール方法について説明します。
rtshellとは
rtshell はネームサーバー上に登録されている RTコンポーネントを、シェル (コマンドプロンプト) から管理することができるツールです。 コンポーネントを activate/deactivate/reset したり、ポートの接続を行うことができます。RTシステム全体を管理することも可能です。
インストールの流れ
OpenRTM-aist Python版 と PyYAMLのインストール
rtshell の一部の機能(システム管理)には OpenRTM-aist-Python が必要です。
OpenRTM-aist-Python のインストールドキュメントに従って Python 2.6 または 2.7と OpenRTM-aist-Python をインストールします。 ドキュメント を参照してください。
PyYAML はPyYAMLのウェブサイト からダウンロードしてインストールします。バージョンは一番最新でも大丈夫です。
rtctree のインストール
openrtm.org のダウンロードサイトから rtctree-3.1 のパッケージ (rtctree-3.1.0.win32.exe) をダウンロードします。
パッケージを実行すると、以下のようなダイアログが表示されるので、[次へ] をクリックします。
Python のバージョンを選択するダイアログが表示されます。Python の正しいバージョンが選択されていることを確認し、[次へ] をクリックします。 以下の例では Python2.6 が選択されています。
「インストール準備完了」ダイアログが表示されます。さらに [次へ] をクリックします。
インストールが行われます。終わったら、[完了] をクリックしてインストールを終了します。
rtsprofile のインストール
openrtm.org のダウンロードサイトから rtsprofile-3.1 のパッケージ (rtsprofile-3.1.0.win32.exe) をダウンロードします。
パッケージを実行すると、以下のようなダイアログが表示されるので、[次へ] をクリックします。
Python のバージョンを選択するダイアログが表示されます。Python の正しいバージョンが選択されていることを確認し、[次へ] をクリックします。 以下の例では Python2.6 が選択されています。
「インストール準備完了」ダイアログが表示されます。さらに [次へ] をクリックします。
インストールが行われます。終わったら、[完了] をクリックしてインストールが終了します。
rtshell のインストール
openrtm.org の ダウンロードサイト から rtshell-3.0.0 のパッケージ (rtshell-3.1.0.win32.exe)をダウンロードします。
パッケージを実行すると、以下のようなダイアログが表示されるので、[次へ] をクリックします。
Python のバージョンを選択するダイアログが表示されます。Python の正しいバージョンが選択されていることを確認し、[次へ] をクリックします。 以下の例では Python2.6 が選択されています。
「インストール準備完了」ダイアログが表示されます。さらに [次へ] をクリックします。
インストールが行われます。終わったら、[完了] をクリックしてインストールを終了します。
実行確認
実行確認のために、rtshell のコマンド群のうち rtls コマンドを実行して rtshell が正しくインストールされているかどうかをテストします。
はじめに、OpenRTM-aist の ネームサービスを起動して、ConsoleIn を起動します。
コンポーネントを起動したら、Windows のコマンドプロンプトを起動します。
コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行します。
1行目は環境変数を設定します。「RTCTREE_NAMESERVERS」は、rtshell の支援ライブラリ rtctree が使う変数で、rtshell が見るネームサーバーを指定します。
2行目はすべてのネームサーバーに登録されているコンポーネントを表示します。成功の場合は以下のように表示されます。
動かない場合
コマンドが見つけられない場合は、PATH が設定されていない可能性があります。 PATH 環境変数に以下のような二つのパスを追加すると動きます。(例は Python 2.6がインストールされている場合です。)