RTM講習会参加者の事前準備(Windows編)

ここでは、RTM講習会参加者の事前準備に関して、ソフトウェアのインストールなどが初めての方を対象に記載してます。

講習会で必要なソフトウエア

講習会では以下のソフトウエアが必要です。

講習会をスムーズに進めるため、参加者には以下のソフトウエアを事前にインストールして参加して頂くことをお願いしてます。

  • 開発環境および、パッケージングに必要なソフトウェア
    • C++: WindowsではVisual C++ 2008 (Express版でもOK、2005,2010は講習会ではサポート外です。(2011/07/13時点))
    • CMake-2.8.5
    • Doxygen
    • Wix
  • OpenRTM-aist-1.1.0-X(C++版)
  • Eclipseおよび、RTSystemEditor, RTCBUilder

Visual C++ のインストール

プログラミング言語C++に作成されたコードをビルドするのに必要なツールをインストールします。

1. 以下の「Visual Studio 2008 Express Edition」をクリックし、Visual C++ 2008 Express Editionのダウンロードページに移動します。
Visual Studio 2008 Express Edition

2. 図1の左下の赤線で囲まれた箇所にある「Webインストール(ダウンロード)」をクリックします。

vc_install_01.jpg
図1. Visual C++ 2008 Express Edition ダウンロードページ

3. 図2のダイアログが表示されますので、図2のように"実行"をクリックします。

vc_install_02.jpg
図2. Visual C++ 2008 Express Edition ダウンロードダイアログ

4. 図3の"このソフトウェアを実行しますか?"というダイアログがでますので、"実行する(R)"をクリックします。

vc_install_03.jpg
図3. Visual C++ 2008 Express Edition インストーラ実行ダイアログ

5. 図4のセットアップ画面が表示されますので、"次へ(N)"をクリックします。

vc_install_04.jpg
図4. Visual C++ 2008 Express Edition セットアップへようこそダイアログ

6. 図5のライセンス条項画面が表示されますので、"同意する(A)"にチェックを入れ、"次へ(N)"をクリックします。

vc_install_05.jpg
図5. Visual C++ 2008 Express Edition ライセンス条項ダイアログ

7. 図6のインストールオプション画面が表示されますので、"次へ(N)"をクリックします。

vc_install_06.jpg
図6. Visual C++ 2008 Express Edition インストールオプションダイアログ

8. 図7のコピー先フォルダ画面が表示されますので、"インストール(N)"をクリックします。

vc_install_07.jpg
図7. Visual C++ 2008 Express Edition コピー先フォルダ

9. 図8のような画面が表示されインストールが開始されます。(この処理は数十分かかります。)

vc_install_08.jpg
図8. Visual C++ 2008 Express Edition インストール経過ダイアログ

10. 図9のセットアップが完了しました画面が表示されると、Visual C++ 2008 Express Editionのインストールは終了ですので、"終了(X)"をクリックし、インストールを終了させます。

vc_install_09.jpg
図9. Visual C++ 2008 Express Edition セットアップ完了ダイアログ

ここまでで、Visual C++ 2008 Express Editionのインストールは終了です。

次は、CMakeをインストールします。

CMake のインストール

Visual C++ 2008にて使用するソリューションファイルを生成するためのツール、CMakeをインストールします。

1. 以下の「cmake-2.8.5-win32-x86.exe」をクリックし、CMakeをインストールします。
cmake-2.8.5-win32-x86.exe

2. 図1のダイアログにて、"実行(R)"をクリックします。

cmake_install_01.jpg
図1. CMakeのインストーラ実行ダイアログ1

3. 図2のダイアログにて、"実行(R)"をクリックします。

cmake_install_02.jpg
図2. CMakeのインストーラ実行ダイアログ2

4. 図3のダイアログにて、"次へ(N)"をクリックします。

cmake_install_03.jpg
図3. CMakeのセットアップウィザードダイアログ

5. 図4のダイアログにて、"同意する(A)"をクリックします。

cmake_install_04.jpg
図4. CMakeのライセンス契約書ダイアログ

6. 図5のダイアログにて、"Add CMake to the system PATH for all users"にチェックを入れ、"次へ(N)"をクリックします。

cmake_install_05.jpg
図5. CMakeのInstall Optionsダイアログ

7. 図6のダイアログにて、"次へ(N)"をクリックします。

cmake_install_06.jpg
図6. CMakeのインストール選択ダイアログ

8. 図7のダイアログにて、"インストール"をクリックします。

cmake_install_07.jpg
図7. CMakeのスタートメニューフォルダの選択ダイアログ

9. 図8のダイアログにて、"完了(F)"をクリックしセットアップを終了ます。

cmake_install_08.jpg
図8. CMakeのセットアップウィザード完了ダイアログ

これで、CMakeのインストールは終了ですが、 CMakeではWindows用インストーラ作成ツールのWixがサポートされていないため、以下 手順にてパッチをあてる必要があります。

10. 以下の「cmake-2.8-WiX-patch.zip」をダウンロードし、解凍します。
cmake-2.8-WiX-patch.zip
ダウンロードした「cmake-2.8-WiX-patch.zip」ファイルを右クリックし、"すべて展開"もしくは、"解凍"をクリックすることで解凍できます。

11. cpack.exeをコピー(上書き)します。
解凍してできたフォルダcmake-2.8-WiX-patch内の"bin"にある"cpack.exe"を"C:\Program Files\CMake 2.8\bin"にコピー(上書き)します。

12. CPack.cmakeとCPackWIX.cmakeをコピー(上書き)します。
解凍してできたフォルダcmake-2.8-WiX-patch内の"share\cmake-2.8\Modules"にあるCPack.cmakeとCPackWIX.cmakeを"C:\Program Files\CMake 2.8\share\cmake-2.8\Modules"にコピー(上書書き)します。

ここまでで、CMakeのインストールとパッチあては終了です。

次は、Doxygenをインストールします。

Doxygen のインストール

コンポーネントのドキュメントを生成するためのツール、Doxygenをインストールします。

1. 以下の「doxygen-1.7.3-setup.exe」をクリックし、Doxygenをインストールします。
doxygen-1.7.3-setup.exe

2. 図1のダイアログにて、"実行(R)"をクリックします。

doxygen_install_01.jpg
図1. Doxygenのインストーラ実行ダイアログ1

3. 図2のダイアログにて、"実行(R)"をクリックします。

doxygen_install_02.jpg
図2. Doxygenのインストーラ実行ダイアログ2

4. 図3のダイアログにて、"Next"をクリックします。

doxygen_install_03.jpg
図3. Doxygenのようこそセットアップウィザードダイアログ

5. 図4のダイアログにて、"I accept the agreement"にチェックを入れ、"Next"をクリックします。

doxygen_install_04.jpg
図4. DoxygenのLicense Agreementダイアログ

6. 図5のダイアログにて、"Next"をクリックします。

doxygen_install_05.jpg
図5. Doxygenのインストール先選択ダイアログ

7. 図6のダイアログにて、"Next"をクリックします。

doxygen_install_06.jpg
図6. Doxygenのインストールコンポーネント選択ダイアログ

8. 図7のダイアログにて、"Next"をクリックします。

doxygen_install_07.jpg
図7. Doxygenのスタートメニューフォルダ選択ダイアログ

9. 図8のダイアログにて、"Install"をクリックします。

doxygen_install_08.jpg
図8. Doxygenのインストール内容確認ダイアログ

10. 図9の画面が表示されインストール状況が確認できます。

doxygen_install_09.jpg
図9. Doxygenのインストール状況ダイアログ

11. 図10のダイアログにて、"Next"をクリックします。

doxygen_install_10.jpg
図10. Doxygenの情報ダイアログ

12. 図11のダイアログにて、"Finish"をクリックします。

doxygen_install_11.jpg
図11. Doxygenのインストール終了ダイアログ

これで、Doxygenのインストールは終了です。

次は、Wixをインストールします。

Wix のインストール

コンポーネントのパッケージやインストーラを作成するためのツール、Wixをインストールします。

1. 以下の「Wix3.msi」をクリックし、Wixをインストールします。
Wix3.msi

2. 図1のダイアログにて、"実行(R)"をクリックします。

wix_install_01.jpg
図1. Wixのインストーラ実行ダイアログ1

3. 図2のダイアログにて、"実行(R)"をクリックします。

wix_install_02.jpg
図2. Wixのインストーラ実行ダイアログ2

以下のようなダイアログが出た場合、"OK"をクリックし、そのままインストールを進めてください。

wix_install00.jpg
Wixのインストール要件ダイアログ1

4. 図3のダイアログにて、"I accept the terms in the License Agreement"にチェックを入れ、"Install"をクリックします。

wix_install_03.jpg
図3. Wixのセットアップウィザードダイアログ

5. 図4のダイアログにて、"Finish"をクリックしインストールを終了します。

wix_install_04.jpg
図4. Wixのセットアップ終了ダイアログ

これで、Wixのインストールは終了です。

次は、Java Development Kit6をインストールします。

Java Development Kit6 のインストール

RTSystemEditorやRTCBuilderなどで使用されているEclipseを使用するため、Java Development Kit6をインストールします。

1. 以下の「Java Development Kit6」をクリックし、Java Development Kit6のダウンロードページへ移動します。
Java Development Kit6

2. 下の図1のように、"Platform:"欄にて"Windows"を選択し、"I agree to the Java ..."にチェックを入れ、"Continue"をクリックします。
64bitのOSをインストールされている場合でも"Windows"を選択してください。

jdk6_install01.jpg
図1. Java Development Kit6のダウンロードページ(承諾)

3. 下の図2のページで、"jdk-6u24-windows-i586.exe"をクリックします。

jdk6_install02.jpg
図2. Java Development Kit6のダウンロードページ(ダウンロード)

4. 図3のダイアログが表示されるので、"実行(R)"をクリックします。

jdk6_install03.jpg
図3. Java Development Kit6のインストールダイアログ(保存)

5. 図4のダイアログが表示されるので、"実行(R)"をクリックします。

jdk6_install04.jpg
図4. Java Development Kit6のインストールダイアログ(実行)

6. 図5のダイアログが表示されるので、"次へ(N)"をクリックします。

jdk6_install05.jpg
図5. Java Development Kit6のセットアップダイアログ

7. 図6のダイアログが表示されるので、"次へ(N)"をクリックします。

jdk6_install06.jpg
図6. Java Development Kit6のカスタムセットアップダイアログ

8. 図7のダイアログが表示されるので、"次へ(N)"をクリックします。

jdk6_install07.jpg
図7. Java Development Kit6のインストール先確認ダイアログ

9. 図8のダイアログが表示されるので、"完了(F)"をクリックしインストールを終了します。

jdk6_install08.jpg
図8. Java Development Kit6のインストール完了ダイアログ

これで、Java Development Kit6のインストールは終了です。

次は、OpenRTM-aist-1.1.0をインストールします。

OpenRTM-aist-1.1.0-X(C++版)のインストール

インストーラに従ってインストールを行ってください。

RTSystemEditor,RTCBilder のインストール

こちらは、eclipse342_rtmtools110-rc2_win32_ja.zipファイルを”デスクトップ”にダウンロード後、ダウンロードしたファイルを右クリックし、”すべて展開(T)”をクリックし展開するだけです。

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