プレス・報道

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RTミドルウエアに関する、産総研プレス発表および新聞・Web等での報道に関する情報。

過去のプレス・報道

プレス発表

2010年9月15日発表、働く人間型ロボット研究開発用プラットフォーム HRP-4 を開発

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川田工業株式会社と産総研は共同で、働く人間型ロボット研究開発用プラットフォーム:HRP-4を新たに開発しました。HRP-4 の制御システムには RT-Preempt パッチを適用した Linux カーネルおよびソフトウエアプラットフォーム OpenRTM-aist を採用し、オープンソースのロボットシミュレーター OpenHRP3 をはじめ、国内外の多数のロボットシステム用のソフトウエア資産が利用可能となっています。

動作制御ソフトウエアは HRP シリーズで培われてきた動作制御技術をコアロジックとして組み込んだRTコンポーネント群で構成され、これにより RTミドルウエアに対応した開発ツール群および既存の RTコンポーネント群を用いた効率的な開発が可能となりました。 コミュニケーション機能の実現に必要な音声認識・音声合成・対話制御などの RTコンポーネント群を提供する OpenHRI や画像処理ライブラリー OpenCV を用いた RTコンポーネント群など、RTミドルウエアに対応したさまざまな既存のソフトウエアと組み合わせることで、豊富なアプリケーションを容易に構築することが可能です。

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HRP-4 の制御ソフトウエアの構造

2010年1月28日発表、RTミドルウエア:OpenRTM-aist バージョン1.0をリリース

ロボットのさまざまな機能要素を、通信ネットワークを介して自由に組み合わせるためのソフトウエアプラットフォームRT(Robot Technology)ミドルウエア「OpenRTM-aist (Open Robot Technology Middleware implemented by AIST)」の C++言語版最新バージョン1.0を開発し、オープンソースライセンスで配布を開始した。OpenRTM-aistは、センサーやモーター、ロボットアームや移動台車など、ロボットの機能要素をソフトウエアレベルでモジュール化し、信頼性や再利用性を高めることで、ロボットシステムの開発を効率的に行うことができる。モジュールの基本単位である RTコンポーネントのインターフェース仕様は、国際標準化団体 OMG™ (Object Management Group™)において公式標準仕様として採択された RTC (Robotic Technology Component) 仕様バージョン 1.0 に準拠しており、同時に OpenRTM-aist が OMG RTC 仕様に準拠した世界初の実装である。

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2010年5月26日発表、障害者が自立して住みやすい住環境モデルを提示

障害者が各種の福祉機器を自ら組み合わせ、一体的に扱うことができるシステム構築技術を開発し、障害者の一人ひとりに対応する住環境モデルの提案と実証試験を行った。今回、実証試験を行ったシステムでは、ロボットモジュール用共通ネットワークプラットフォーム技術「RT(Robot Technology)ミドルウエア」を用いて、さまざまな制御方法が混在する入出力機器がネットワーク化されている。これにより、容易にネットワーク上に機器を追加・削除でき、機器間の連携動作が可能となるため、利用者の要求に応じて装置を適宜組み合わせることができる。

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報道

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最新バージョン : 2.0.1-RELESE

統計

Webサイト統計
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プロジェクト統計
RTコンポーネント307
RTミドルウエア35
ツール22
文書・仕様書2

Choreonoid

モーションエディタ/シミュレータ

OpenHRP3

動力学シミュレータ

OpenRTP

統合開発プラットフォーム

産総研RTC集

産総研が提供するRTC集

TORK

東京オープンソースロボティクス協会

DAQ-Middleware

ネットワーク分散環境でデータ収集用ソフトウェアを容易に構築するためのソフトウェア・フレームワーク