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RTミドルウェアコンテスト2018

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いつも、RTミドルウエアへの技術フィードバックをいただき、ありがとうございます。ロボット技術のモジュール化の普及企画として、コミュニティの醸成を期待してRTミドルウエアコンテストを実施させていただいております。 今年も皆さんのご支援とご協力をいただきながら開催させていただくよう準備を進めておりますので、ソースコードを公開して技術の蓄積を図る試みに積極的にエントリいただくようお願い申し上げます。

最新情報

  • コンテストの日程が確定いたしました。(2017.07.28)
  • Webページをオープンいたしました。(2018.08.1)

開催案内

趣旨

RTミドルウエアは、ロボットを構成する様々な要素をモジュール化し、容易に組み合わせることができるようにするソフトウエア基盤としてのロボット用ミドルウエアです。モジュール化技術は、他の研究者などが開発した様々なアルゴリズムやセンサモジュールを統合してシステムを構築するのに適した技術です。しかし、その普及には便利なモジュールが提供されていることが不可欠であり、必要な部品が揃っていないと、開発者にはRTミドルウエアに対応する手間が増えるだけで、導入に躊躇することになります。

現在、RTミドルウエアのフレームワークとなるコンポーネントモデルはソフトウエアの国際標準化団体であるOMGに おいて標準仕様として採用された状況で、ロボット技術を国際的にリードするためにも国内での普及が不可欠です。そこで、ロボット技術の共有と蓄積を図るために、有益なコンポーネントを充実させるべく本コンテストを開催することにしました。また、このコンテストを通して、これからのロボットソフトウエア開発者に不可欠なRTミドルウエアに精通する技術者も育成できるものと期待しています。

開催概要

計測自動制御学会(SICE)のシステムインテグレーション部門講演会 (SI2018) の特別セッションとしての開催を予定しております。詳細が決まり次第こちらのページでご案内いたします。

  • 日時: 2018年 12月 13日(木)~ 15日(土)10:00-18:00(SI2018の1セッションとして開催)
  • 場所: 大阪工業大学 梅田キャンパス
  • 申込締切: 2018年 8月10日(金)
  • 原稿〆切: 2018年 9月17日(月)

募集作品

本年度も、昨年に引き続き、システム構築に便利なソフトウェアライブラリやハードウェア要素の部品化(RTコンポーネント化)、RTミドルウエア技術を利用した開発ツールを対象とするとともに、既開発の部品(RTコンポーネント)を組み合わせたシステムによるロボットサービスの実現も募集対象とします。

応募資格

制限はありません。高専・大学等の学生や教員、企業・公設研等の技術者・研究者、個人の趣味で取り組まれている方、どなたでも結構です。

コンテストの趣旨の普及を図る点から、ソースコード(システム構成情報を含む)の公開をあらかじめご承諾ください。ソフトウエアの著作権に関しては著者が責任を持つと共に、利用者のためにライセンスを明示いただくようお願い致します(制約がある場合を除いて、BSDやLGPL等のよく使われているオープンソースライセンスをお勧めします)。 市販製品や他のオープンソースなどのライブラリを利用する場合は、それを明示するとともに利用者にその入手先が分かるようにしてください。知財権などの問題がありますので、学生さんは指導教員を共著者に加えて、事前に参加許可を得てからお申し込みください。

主催・協賛

実行委員会

  • 実行委員長 :大原賢一 (名城大学)
  • 実行副委員長:塩沢恵子((株)アドイン研究所)
  • 実行副委員長:末廣尚士(国立大学法人 電気通信大学)
  • 審査委員長 :原功(国立研究開発法人 産業技術総合研究所)
  • 広報委員長 :安藤慶昭(国立研究開発法人 産業技術総合研究所)

プログラム

番号 タイトル 所属・氏名 受賞情報
2E1-01 Lua 版 RT ミドルウェアの開発
ドキュメントソースコード
首都大学東京 ○宮本 信彦 SUGAR SWEET ROBOTICS賞
2E1-02 人の進行経路の分岐を予測する RTC
ドキュメントソースコード
芝浦工業大学 ○岡野 憲、松日楽 信人、東京女子大学 太田 麻美、加藤 由花
2E1-03 高齢者の習慣的な運動を支援する声掛け RTC
ドキュメントソースコード
芝浦工業大学 ○大塚 菜々、浅田 郁弥、岡野 憲、内藤 佑太、原田 信太朗、松日楽 信人 ウィン電子工業賞, 女流RTコンポーネント賞
2E1-04 VR デバイスを用いた RT コンポーネント群
ドキュメントソースコード
名城大学 ○横山 彰吾、大原 賢一 ロボティズ賞
2E1-05 複数ロボットのための協調制御 RTC
ドキュメントソースコード
芝浦工業大学 ○内藤 佑太、松日楽 信人 チェンジビジョン賞, ロボットサービスイニシアチブ(RSi)賞
2E1-06 サービスロボットのための人物検出 RTC の研究
ドキュメントソースコード
辻 大靖(名城大), 大原 賢一(名城大) RTミドルウェアを普及しま賞
2E1-07 顔方向推定 RTC の研究
ドキュメントソースコード
東京理科大学 ○齊藤 七海、佐古 奈津希、竹村 裕、溝口 博
2E1-08 実世界中での身振りや記号の提示を介したロボット操作に向けた RTC に関する研究
ドキュメントソースコード
東京理科大学 ○新階 幸也、佐古 奈津希、竹村 裕、溝口 博 Cooperative Intelligence 賞
2E1-09 SEED-Noid における双腕作業のための RTC 群
ドキュメントソースコード
名城大学 ○四位 茉祐果、真崎 聡士、大原 賢一 グローバルアシスト賞, パナソニック アドバンストテクノロジー(株)賞, システムズエンジニアリング賞
2E1-10 深層学習を用いたロボットシステム開発の基礎学習キット
ドキュメント
早稲田大学 ○金村 杏美、菅 佑樹、早大・産総研 尾形 哲也 ベストコメント賞, アドイン賞, ベストサポート賞, サマーキャンプ賞, 世界一リッチなRTコンポーネント賞

作品を評価する

RTミドルウエアコンテストは、コミュニティの皆で作り上げるイベントです。作品を応募するのもひとつの貢献方法ですが、応募された作品を評価して技術フィードバックをすることや、協賛として課題を設定した奨励賞を提供することなど、皆さんのご協力をお待ちしております。

作品へコメントする

応募作品が集まりましたら、本Webサイト上で掲示いたします。

応募作品を実際に動かしてみるなどして試していただき、どのような環境で動作したか/しなかったか、バグやその修正のためのパッチ情報、作品に対するコメントや感想を作品のプロジェクトページに書き込み、作者にフィードバックすることが出来ます。 これらのフィードバックを元に応募者が改良を加え、SI2017でのプレゼンテーションまでに、より良い作品になるようご協力ください。

奨励賞を提供する

趣旨に賛同いただく企業(一口 2万円)、個人(一口 1万円)の協賛金で、どのような作品を期待しているかを指定した奨励賞を提供することができます。また、副賞として自社製品を提供する特別協賛や賞品協賛にもご協力ください。製品の宣伝とともに、その製品を使用したRTコンポーネントを募集するといった双方にメリットのある奨励賞に出来ればと考えています。奨励賞に関するお問い合わせは当ページ一番下に記載しました、日本ロボット工業会事務局でお願い申し上げます。

お申し込みは、奨励賞申し込み書の送付または以下のオンラインフォーム、いずれからでも結構です。

表彰

ロボット技術の蓄積と共有を促進することを狙って、優れた開発成果を表彰いたします。

  • 最優秀賞(学会賞) : 1件、副賞10万円
  • 奨励賞(賞品協賛): 若干、製品提供
  • 奨励賞 (団体協賛) : 若干、副賞2万円
  • 奨励賞 (個人協賛) : 若干、副賞1万円

総合評価として一番優秀な成果に対して、最優秀賞として「計測自動制御学会RTミドルウエア賞」を、 また、それぞれのスポンサーの視点から魅力的な開発成果に対して奨励賞を表彰いたします。多くの支持を集めた魅力的な作品ほど数多く奨励賞を獲得する、一種の投票システムになっています。

主なスケジュール

  • 7月30日~8月3日: RTミドルウエアサマーキャンプ
  • 8月10日(金): エントリ〆切 (SI2018講演申込み〆切)
  • 9月17日(月): 原稿〆切(SI2018原稿〆切)
  • 10月中旬頃: ホームページにてソフトウエア登録開始(一般ユーザへの公開開始)
  • 10月31日: 作品登録締め切り
  • 11月下旬~12月12日: オンライン評価期間 (一般ユーザによるオンライン評価期間)
  • 12月13日: SI2018会場にて、プレゼンテーションと表彰者発表 
  • 12月15日: SI2018総会にて最優秀者表彰

応募手順

  • SI2018への発表申込 申込セッションとして「特別OS:RTミドルウエアコンテスト2018」、講演の種類として「一般講演」をそれぞれ選択し、講演題目のところに開発したRTコンポーネントや関連技術の名称を、著者のところに開発者の情報をそれぞれ記入お願いいたします。学生さんがエントリする場合は事前に指導教員の了承を得るとともに、指導教員を共著者として登録いただくようお願いいたします。
    ※申し込み締切日が決まってますので、エントリー登録を決意した方はSI2018の講演申し込みを先に進めてください
  • SI2018への予稿原稿の投稿(9月17日締切)~ 投稿規定に従って、講演予稿集のための2~6ページの原稿を作成し、投稿ください。
  • SI2018への参加登録
    事前参加登録の〆切りまでに参加登録を行い、参加費支払手続きをしていただくとお得です。
  • Githubサイトへの作品登録(10月31日)
    • ソースコード
    • マニュアル
    • 概要説明のスライド
    • 作品紹介の動画等

が必要となります。特に、SI2018への参加には参加登録料が必要となりますことを予めご了承ください。また、SI2018の会場にてプレゼンテーションを行うことが求められます。 SI2018の申込方法、申込および原稿〆切および具体的な開催日時やプログラムは SI2018のホームページ にてご確認下さい。

OpenRTM-aist Webサイトへの作品の登録

発表する作品は、

  • github等の上に登録し以下の要件を満たすこと。(URLを rtm-contest@aist.go.jp へお知らせください。)
  • 作品を紹介するページを作成すること。 (github では MarkdownでWebページを作成することができます。 参考:昨年優勝者のページプロジェクトのドキュメント①プロジェクトのドキュメント②) ソースコードをオープンにすること。
  • 分かりやすいマニュアルを添付し、できるだけ第三者が結果を再現できるようにすること。
  • 参考にしたRTコンポーネントやソースコードがある場合は、マニュアル・論文中で出典を明記してオリジナル作者に敬意を払うこと。
  • 参考にした論文などがある場合、マニュアル、論文中で出典を明記すること

論文の参考文献のように、お互いに成果を尊重し合う文化を醸成し、論文のインパクトファクターのソースコード版が将来的に実現できればと考えています。

過去のコンテスト情報

     contest2017_X

お問い合わせ

まず、コンテストのFAQを確認いただき、問い合わせ内容に応じて下記に連絡ください。
※スパムメール対策のため、以下に記載したメールアドレスで<at>の部分は@に読み替えて下さい。

  • 応募に関すること:
    RTミドルウエアコンテスト事務局: rtm-contest<at>aist.go.jp
  • 冠賞のスポンサー申込に関すること:
    ロボットビジネス推進協議会事務局: rtm-contest@aist.go.jp
  • RTミドルウエアの技術的なご相談:
    RTミドルウエアのフォーラムや、 メーリングリスト [ rtm-users<at>openrtm.org :要事前登録] にお問い合わせいただき、情報の共有に御協力ください。

 RTミドルウエアコンテスト2018 事務局
 〒305-8568 茨城県つくば市梅園1-1-1
 産業技術総合研究所 ロボットイノベーション研究センター
 rtm-contest<at>aist.go.jp


エントリー登録(エントリーされる方は必須)

エントリー希望者は、個別に連絡が取れるように、以下のフォームを使って事前登録して下さい(SI2017の講演申込も確認できた時点で正式登録となります)。また、重要な案内をお送りするための事前登録も兼ねてますので、エントリを迷っている時は先にこちらだけ事前登録してください)

  • 当webサイトにてユーザログインしないと入力フォームが表示されませんので、ユーザ登録がまだの方は当Webページのユーザ登録をお願いします。ユーザ登録はこちら
  • 当Webサイトにログイン済みの方は名前の欄にユーザ登録されたユーザ名が出ますが、必ず、氏名に書き換えてください。
    ※お手数ですが、ログインしていただくと、登録フォームが表示されます
  • そのほか、入力フォームにしたがって性別、エントリー歴(該当する年にチェック。初めての方はチェックを入れないでください)、奨励賞受賞歴(あり/なし)も入力して下さい。各種奨励賞選考の参考とさせていただきます。

ダウンロード

最新バージョン : 2.0.1-RELESE

統計

Webサイト統計
ユーザ数:2159
プロジェクト統計
RTコンポーネント307
RTミドルウエア35
ツール22
文書・仕様書2

Choreonoid

モーションエディタ/シミュレータ

OpenHRP3

動力学シミュレータ

OpenRTP

統合開発プラットフォーム

産総研RTC集

産総研が提供するRTC集

TORK

東京オープンソースロボティクス協会

DAQ-Middleware

ネットワーク分散環境でデータ収集用ソフトウェアを容易に構築するためのソフトウェア・フレームワーク