働く人間型ロボット研究開発用プラットフォームHRP-4を開発

15 Sep , 2010
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川田工業株式会社と産総研は共同で、働く人間型ロボット研究開発用プラットフォーム:HRP-4を新たに開発しました。HRP-4の制御システムにはRT-Preemptパッチを適用したLinuxカーネルおよびソフトウエアプラットフォームOpenRTM-aistを採用し、オープンソースのロボットシミュレーターOpenHRP3をはじめ、国内外の多数のロボットシステム用のソフトウエア資産が利用可能となっています。


動作制御ソフトウエアはHRPシリーズで培われてきた動作制御技術をコアロジックとして組み込んだRTコンポーネント群で構成され、これによりRTミドルウエアに対応した開発ツール群および既存のRTコンポーネント群を用いた効率的な開発が可能となりました。 コミュニケーション機能の実現に必要な音声認識・音声合成・対話制御などのRTコンポーネント群を提供するOpenHRIや画像処理ライブラリーOpenCVを用いたRTコンポーネント群など、RTミドルウエアに対応したさまざまな既存のソフトウエアと組み合わせることで、豊富なアプリケーションを容易に構築することが可能です。

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HRP-4の制御ソフトウエアの構造

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最新バージョン : 2.0.1-RELESE

統計

Webサイト統計
ユーザ数:2195
プロジェクト統計
RTコンポーネント307
RTミドルウエア35
ツール22
文書・仕様書2

Choreonoid

モーションエディタ/シミュレータ

OpenHRP3

動力学シミュレータ

OpenRTP

統合開発プラットフォーム

産総研RTC集

産総研が提供するRTC集

TORK

東京オープンソースロボティクス協会

DAQ-Middleware

ネットワーク分散環境でデータ収集用ソフトウェアを容易に構築するためのソフトウェア・フレームワーク