メディアアートへのRTミドルウェアを用いた開発手法の提案

メディアアートへのRTミドルウェアを用いた開発手法の提案

投稿者: 
ayaka_tsuchiya
メディアアートへのRTミドルウェアを用いた開発手法の提案

概要

  • メディアアーティストが簡単にRT技術を利用し、表現を制作することが出来る環境の実現を目指すための事例
  • 「身近なものとRT(Robot Technology)の組み合わせで新しいものを作る」というコンセプトに基づき、様々な動作と表現を組み合わせた「動作するサイコロ-Movic Cube-」の制作
    • センサ処理と表現を分けたコンポーネント設計
    • 実機とシステムの分業制
    • 表現の追加・変更機能

特徴

  • 実機とシステムの作業を分けて行うことが可能
  • プログラムへの知識が少ない人でも表現の変更や複雑化が可能
  • 独自の表現をコンポーネント化し共有することが可能

仕様

  • 言語:C++
  • OS:windows 7

コンポーネント群

  • 動作コンポーネント
    • サイコロ計算コンポーネント(DiceCalculation): 3軸加速度値から正六面体のサイコロの出目を算出するコンポーネント
    • 3軸加速度調整コンポーネント(Calibration_forAcceleration3D): 入力された3軸加速度値のデータ型の変換やキャリブレーションを行うコンポーネント
    • RGB変換コンポーネント(convRGB): 入力されたデータを0~255の範囲に変換し、RGBとして出力するコンポーネント
    • サイコロソートコンポーネント(DiceSort): 入力されたサイコロのデータをソートして出力するコンポーネント
  • 「光る」動作のための表現コンポーネント
    • サイコロ色表現コンポーネント(DiceColorPattern):サイコロの出目に応じてLEDの色を変化させるコンポーネント
    • サイコロ記憶コンポーネント(DiceMemory): 入力された順にサイコロの目を記憶するコンポーネント
  • ツールコンポーネント
    • RGB確認コンポーネント(RGBTester):入力されたRGBの色を、RGB値とともにウィンドウに表示するコンポーネント

発表資料

  • 当日発表資料
  • 発表で用いた動画はこちら

ダウンロード

  • 各コンポーネントとマニュアルはこちらからダウンロード可能です。
RTMコンテスト2013作品 RTMContest2013
メディアアート作品:Movic Cube Movic_Cube
MediA-RTに関する全コンポーネント MediA-RT_Components

コミュニティ

  • RTミドルウェアでメディアアートの制作と共有を行うためのブログ
  • twitter

更新履歴

  • 2014.12.19 : 遅ればせながら当日発表資料を埋め込みました。もしよろしければご覧ください。
  • 2014.12.06 : convRGBColorコンポーネントの修正を行いました。
  • 2014.12.05 : 発表で用いた動画を公開いたしました。
  • 2014.12.01 : マニュアルの修正およびコンポーネントの修正・追加を行いました。これらに伴い、GitHubのリポジトリを変更しました。

問合先(メールアドレス): 
y10157@shibaura-it.ac.jp
Resources
Project Information
OS: 
Windows
言語: 
C++
OpenRTM ver.: 
1.1
Average: 
4
Average: 4 (1 vote)
最終更新日時: 
金, 2014-12-19 18:16

ダウンロード

最新バージョン : 2.0.1-RELESE

統計

Webサイト統計
ユーザ数:2195
プロジェクト統計
RTコンポーネント307
RTミドルウエア35
ツール22
文書・仕様書2

Choreonoid

モーションエディタ/シミュレータ

OpenHRP3

動力学シミュレータ

OpenRTP

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TORK

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ネットワーク分散環境でデータ収集用ソフトウェアを容易に構築するためのソフトウェア・フレームワーク